自閉症の特徴や原因・対策方法を徹底的にまとめてみた

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※この記事はリハビリテーションの専門家である、作業療法士の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

是非、宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介


作業療法士ナカガワ

こんちにわ。

mamotteライターで作業療法士のナカガワです。

今回は、自閉症(じへいしょう)についてまとめてみました。

自閉症と聞くと、

  • 自閉症と聞くと、「こころの病」というイメージがあったり
  • 対人コミュニケーション障害がある子
  • 何を考えているかわからない

などというイメージを持つかもしれません。

で、自閉症は、こころの病ではなく、脳機能の障害と言われています。

なので、親の愛情不足や育て方の問題と誤解されている部分もありますが、実際にはそうではないのです。

そこで、この記事では【自閉症の特徴や対応・対策方法】についてまとめました。

今回の記事を読めば

◎ 自閉症って何かを知る事ができて、理解が深まり、自閉症の対応や治療の役に立つ

といった事があります。

自閉症について調べているあなたにとっては、必見の内容になっているので是非、チェックしてみてほしいなと思います。

1 自閉症ってなんなの?

自閉症とは?

現在、日本では発達障がいに対応する支援機関の数が増えてきています。

さらに、自閉症に関しても支援のあり方なども広まってきています。

自閉症という名の通り。

  • 何となくイメージはつかめるけれど具体的に何が原因なの?
  • どんな症状があるの?
  • 治るの?

と思われているかたも多いでしょう。

自閉症とは先天性の要素が大きい脳の機能不全で、広汎性発達障害に含まれます。

広汎性発達障害(コウハンセイハッタツショウガイ)とは、アスペルガー症候群や自閉症などを含む発達障害の分類の事です

2~3歳頃までに何らかの症状があらわれます。

主に、

  • コミュニケーション障害
  • 社会性の障害
  • 興味や行動の反復や限定性
  • 言語障害
  • 知的障害

などが現れます。

個人差があって。

環境やサポートの仕方によって症状の出方も変わってくるといわれています。

様々な説がありますが、はっきりした原因は解明されていないのが現状です。

男女比では、4対1で男性に多くみられています。

2 自閉症の特徴について

自閉症の特徴

ここでは、自閉症の特徴についてまとめていきます。

2-1 自閉症の3つの特徴を紹介

【社会性、対人関係の障害】

発達段階や生活年齢に見合った気付きや振る舞いが難しく。

想像したり、全体像を捉えたり、柔軟に対応するといった事が苦手です。

【コミュニケーションや言葉の発達の遅延】

  • 指さし
  • 身振り
  • 視線を合わせる
  • 要求する

など非言語的な表出の希薄さがみられます。

発語、理解が平均より遅れ。

2~3歳になってもなかなか言葉が出てこなかったりします。

【行動と興味の極度な偏り】

変化を嫌い、同じ事を繰り返すなど。

一定のパターン化した行動様式を好みます。

また、興味のあることにはとことん熱中する傾向があります。

2-2 年齢別の特徴

幼児期 0歳~6歳

  • 視線が合いにくい
  • 返事をしない
  • 周囲への興味があまりない
  • 集団での遊びに興味を示さない

などがあります。

こだわりが強く、順序が変わると混乱することもあります。

◎ 相手の言ったことをそのまま反復する「オウム返し」:

⇒「何が飲みたい?」の問いかけに対し「何が飲みたい?」と返す

◎ 興味や欲求のあることに対し相手の手を持って行く「クレーン現象」:

⇒リンゴが食べたいとき、自分で手に取らずお母さんの手をリンゴに持って行く

◎ 手の甲を向けてバイバイする「逆さバイバイ」などがあります。

児童期 6歳~12歳

ルールの理解や相手の気持ちをくみ取ることが苦手であったり。

一人遊びを好むことから集団生活に馴染めないケースが多くみられます。

こだわりが強い面が、予定の変化に対応出来づらくストレスになります。

自分の気持ちや状況を適切に説明するのが難しいことがあるので、周囲のサポートが必要になります。

思春期~成人期 13歳以降

空気を読んだり想像することが苦手で、言葉通りに受け取ってしまう傾向があり。

冗談や雑談などをまじえたコミュニケーションが苦手です。

必要以上にかしこまったり、紋切り型で抑揚の無い特徴的な話し方をしたりします。

自分の興味のあることにはとことん熱中し、その分野においてずばぬけた記憶力を発揮することもあります。

2-3 自閉症の特徴的な行動について

  • 視線が合わず、呼んでも反応がない
  • 動いているものをじっと見続ける
  • 手をひらひらさせる
  • 飛び跳ねたりぐるぐる回る
  • 体を前後、左右に揺らし続ける
  • 同じ所を行ったり来たりを繰り返す
  • 自分なりの手順にこだわり、対応出来ない状況になるとパニックを起こしやすい
  • 偏食など食のかたより
  • 刺激に敏感あるいは鈍感
  • チクチクした衣類が苦手
  • 水に濡れるのが苦手
  • 痛みをあまり感じない
※ 個人差があるので参考として考えてください。

3 自閉症の原因について知りたい

自閉症の原因

先天的な脳機能の不全による発達障がいですので、親の愛情不足やしつけの問題ではありません。

薬物・ワクチン・水銀など様々な諸説があり、研究されていますがはっきりと解明はされていません。

遺伝子が単純に遺伝して自閉症になるわけではなく、遺伝子や環境要因など様々な要因の組み合わせや道筋があるので、一概に断言できるものではありません。

4 自閉症の診断にはなにがあるのか?

自閉症の診断

医学的検査としてMRIで脳の状態を見たり、生育歴などの聞き取りを行います。

そして、主軸となるのは知能検査・行動検査・発達検査・絵画検査です。

言語やコミュニケーション能力、年齢に沿った反応や行動ができているかなどを調べます。

検査様式は色々あります。

主なものを紹介します。

参考検査⇒ 「全改訂版田中ビネー式知能検査」

参考検査⇒ 「ウェスクラー式知能検査(WISC-Ⅲ)(WAIS-Ⅲ)」

参考検査⇒ 「新版k式発達検査」

参考検査⇒ 「新訂版自閉症児・発達障害児教育診断検査」

参考検査⇒ 「精研式CLAC-Ⅱ、Ⅳ」

などがあります。

5 自閉症の治療・対応策について

自閉症の治療と対策

ここでは、自閉症の治療や対策についてまとめました。

自閉症の赤ちゃん、子供、成人に対しての対応方法について記載しています。

是非、参考にしてください。

5‐1 自閉症の赤ちゃんに対しての接し方

特定のものを掴んで離さない、など。

強いこだわりがみられることがありますが本人としては一生懸命なので、邪魔をしないようにしましょう。

集中力や意欲を削いでしまうことになります。

また、環境の変化に弱いので、少しずつでも慣れていくために日々、無理のない範囲で買い物や散歩など外出をしていきましょう。

この時期は、『気になる症状がこの先どうなっていくのか・・・?』『接し方がわからない・・・』など心配になってしまうと思います。

そんな時は専門機関や家族会などで相談をしてください。

また、何よりもご家族が不安や心配などストレスを溜めないことが大切です。

5-2 自閉症の子供との接し方

混乱しやすいので、短い言葉で具体的に指示しましょう。

× あれを取って : 〇 机の上のコップを取って

× これをして  : 〇 鉛筆を削って

× どっちがいい?: 〇 リンゴとバナナどっちがいい?

わかりやすく丁寧にゆっくり言いましょう。

そして、一度に指示せずひとつのことが終わったら次の指示をしていきます。

また、写真や絵カードを用いた視覚的なアプローチも有効です。

感覚が違うということを理解し本人の気持ちに寄り添うことが大切です。

そして、良いところや出来たところは大いに褒めてあげましょう。

正のフィードバックによって今後の自信に繋がります。

5‐3 自閉症の成人との接し方

家庭の場合であれば、基本的なことが継続して出来るように生活管理をしていくこと、またダメなことはダメときちんと伝えることです。

感情のコントロールが上手くいかない時は、どうして嫌なのかどこがダメだったのか。

など具体的に話し合うようにしましょう。

職場の場合であれば、曖昧な表現ではなく具体的かつストレートに伝えましょう。

× 今日の資料コピーしておいてね

〇 今日会議で使う資料を14時までに10部コピーしておいてね

予定の変更や中止といった予定外の事態に混乱しやすいので、見通しを立てやすい仕事やマニュアルを提示してもいいかもしれません。

また、報連相が苦手なので、なるべく本人から伝えやすいようなまた周りもサポートしていける環境作りが必要になってきます。

6 自閉症の保護者や支援者が取るべき行動。配慮の仕方

自閉症への配慮

まず自閉症の特徴を知ることが第一です。

そしてそれぞれの特性を理解し、支援していきます。

ダメなことはダメと教えることは大切ですが、否定的になりすぎると自尊心を傷つけ暴力や鬱などの二次症状を引き起こしてしまいます。

  • 何が不安なのか
  • 何がしたいのか
  • 出来るためにはどんな言い方や提示をしたら良いか
  • 環境をどう変えたら良いか・・・

などを考え成功体験を積み重ねることが大切です。

安心して個人の良いところを伸ばせるように支援していきましょう。

7 まとめ

いかがでしたか?

ぱっと見、障害がわかりにくく接し方がわからない・・

と思っているかたも多いかと思います。

しかし、個人の特性を理解し良いところを伸ばすという基本の部分は、自閉症に限らないのではないでしょうか。

お互いに認め合い、それぞれの個性が輝く社会になっていけば良いですね。

執筆:mamotteライター 作業療法士 ナカガワ

編集:運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林
※ 編集を終えて・最後に ※

今回、記事を編集していく中で、自閉症について僕も知る事ができました。

治る。という物ではないかと思いますが、できなかった事ができるようになった。

など、成功体験を積み重ねる事で、状態が良くなれば嬉しく思います。

自閉症は自覚症状がほぼないので、周りにいる人間が気づいてあげなくてはいけないと思いました。

では、本日の内容があなたの役に立てばうれしいです。

本日も最後までありがとうございました。

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mamotte運営管理者で理学療法士の平林です。 このサイトはPT・OT・STのリハビリテーションの専門家のみが監修しており。リハビリのプロの視点から【正しい情報や知識を伝える】事をモットーにしています。 医療は、あらゆる情報が飛び交っており、情報過多の状態です。その中で信憑性があって、信頼できる情報はどれくらいあるのか?甚だ、疑問を感じる事でしょう。そこで、当サイトは、リハビリのプロの視点からのみで作成した内容にする事で、【正しい情報や知識を伝えてきたい】と願っています。このサイトを通じて、あなたの体の症状の悩みが解決できたら嬉しい限りです。 少しでもこのサイトがあなたの力になれるように精進していきたいと想っております。 よろしくお願いいたします。

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