血圧が低いと脳梗塞や心不全になる可能性もある!という話

血圧が低いと脳梗塞になるのか

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理学療法士イワモト
皆様こんにちは。

mamotteライター、理学療法士のイワモトです。

「血圧が低いので、朝に弱い」って聞いた事ありますか?

一度は聞いた事があるのではないでしょうか。

そもそも、血圧が低いと悪いのでしょうか?

血圧が低くいと、どういった事が体に起きるのでしょうか?

気になりますよね。

今回は、【血圧が低い】というテーマで話しています。

この記事を読めば、

◎ 血圧が低いと起きる症状について理解できる

◎ 低血圧の改善・対策について知る事ができる

といった2点のメリットがあります。

最後まで読んで、参考にしていただけたらと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。


※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士2名の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

では、宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介

1 血圧はなぜ低くなるのか?

血圧って、なぜ低くなるのでしょうか?

といった疑問について答えていきます。

1-1 血圧が低い。というのはどういう事か?

通常、低血圧とは心臓が収縮した時の血圧(収縮期血圧、血圧の上の方)が100mmHg以下、

心臓が拡張した時の血圧(拡張期血圧、血圧の下の方)が60mmHg以下の場合をいいます。    

◎ 100/60mmHg以下は低血圧!!

1-2 なんで血圧は低くなるのか?

心臓のポンプとしての能力が低下した時、血管が必要以上に拡張してしまった時(または必要なだけ収縮できなかった時)、血液量が減少した時などに血圧が低下する可能性があります。

  • 心臓の病気などによる心機能低下
  • 出血・脱水による血液の減少
  • 自律神経障害による血管コントロールの不良
  • 体質
  • ホルモン
  • 薬の影響

など様々な要因によって低血圧が生じます。

つまり、心臓の機能が弱まってしまっていたり、血液量が減ってしまった場合に、血圧は低くなりやすい。

といえます。

2 血圧が低いとなんでいけないのか?

じゃぁ、血圧が低いと何がいけないのか?

について答えていきます。

2-1 血圧が低いと危険な理由について

一定以上の血圧があることで、動脈血が身体各部位の組織へ届けられます。

血圧が低下しすぎると脳などの細胞に栄養や酸素が送り届けられなくなってしまいます(ショック状態)。

ショックは心臓の機能が急激に低下(心不全)したり、多量の出血が起こったりした場合に起こりますので、このような低血圧は命にかかわる重篤なものということができます。

ショック状態に至らない低血圧の場合においても危険はあります。

たちくらみやめまいなどが原因による転倒・骨折が代表的な例です。

その他、血流に勢いがなくなることによって、血管がつまりやすくなります(梗塞)

動脈硬化などが進行した状態で血圧が低くなると危険が増加します。

危険ではありませんが、朝起きられないなどの症状が出る場合もあります。

2-2 血圧が低い事による診断は?

これより、診断について紹介していきます。

低血圧の分類

【本態性低血圧】

  • 血圧が低くなる病気がないのに慢性的に血圧が低い状態をいいます。

原因ははっきりとしていませんが、体質によるところが大きいようです。

低血圧の90%程度がこのタイプです。

  • 症状としてはめまいやたちくらみ、倦怠感などがあります。

【起立性低血圧】

  • 急に立ち上がった場合などに収縮期血圧が20mmHg以上、拡張期血圧が10mmHg以上低下する状態をいいます
  • 症状としては、立ち上がった瞬間にめまいやたちくらみが起こります
  • 病気が原因として起こる場合を症候性起立性低血圧、病気がない場合を本態性起立性低血圧といいます。

降圧薬を服用中に起こる起立性低血圧もあります。

  • 高齢者に起こることがあり、転倒や骨折の原因となります。

また、脳梗塞などの疾患の原因になることがあります。

【症候性低血圧】

  • 病気が原因で起こる低血圧を言います。
  • 心筋梗塞、不整脈などの心疾患
  • 出血、脱水などによる血液量の減少
  • 降圧剤などの薬物によるもの
  • 低ナトリウム血症などの代謝性疾患
  • 脳腫瘍などの神経に関わる疾患
  • アルコール中毒など
  • 甲状腺機能低下などの内分泌疾患
  • 自律神経障害など

3 そもそも、血圧とは何か?

では、血圧ってなんなのでしょうか?

3-1 血圧って何か?

血圧とは、血液が血管壁を押す圧力のことを言います。

循環する血液の量、血管の抵抗(太さ、長さ、弾力性、血液の粘度など)、心臓の能力などによって血管壁の受ける圧力は異なります。

心臓が収縮し、血液が動脈に送り出されたときの圧力は最も高くなり収縮期血圧と呼ばれます。

血圧の上の方です。対して、心臓が拡張した時の血圧は拡張期血圧となります。

血圧の下の方です。

心臓の拡張期では、心臓の収縮期に拡張した大動脈が元に戻ります(しぼむ)。

その時に若干血液を送り出す作用が生じているため、それによっても圧力を生じます。

3-2 なぜ、血圧を測る事が体のサインになるのか?

血圧は体温や脈拍などと並んでバイタルサインの1つになります。

血圧を測ることで分かる最も重要な点は、最低限の血圧が保たれているかということです。

心臓が動いている場合、血液が循環しているかどうかを判断するためには血圧の測定が必要です。

血圧が低すぎる場合、血液が十分に組織へ運ばれません(特に脳への血液供給が重要)。

※参考

橈骨動脈(普通脈を測る場所、手首)は収縮期血圧80mmHg以下、頸動脈(首)は収縮期血圧60mmHg以下となると脈を触れなくなります。

心臓の機能が低下している、または出血などで十分な血液量がない場合は血圧が低下し、生命にとって危険な状態となります。

また、逆に血圧が高い場合は動脈硬化による高血圧症などの状態がわかります。

4 低血圧を治す為の方法について

低血圧は特に症状が出ていない場合、通常治療の対象とはなりません。

まったく不具合がないのであれば動脈硬化の進行が遅くなる点ではメリットとなります。

しかし、症状が出ている場合は対策の必要があります。

4-1 食事のバランス

バランスの取れた食事が基本となります。

朝食もしっかりと摂ることが大切です。

高血圧の場合塩分を極端に制限したり、カリウムを多く含む果物を摂取したりすることがありますが、低血圧には逆効果となる場合もあります。

ミネラルは適度に摂取し、極端な塩分制限は必要ないでしょう。

筋肉量を増やすために筋トレに応じた蛋白質もしっかりと摂取すると良いです。

コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを含む飲料も適量摂れば血圧をあげる作用があります(利尿作用がありますので摂りすぎに注意)。

4-2 適度な運動をする

高血圧に対しても運動の効果がありますが、低血圧にも効果があります。

筋肉の収縮はポンプ作用がありますので、しっかりと筋を収縮させる運動をすると良いでしょう。

踵の上げ下ろしやスクワットがおすすめです。

ウォーキングなどの有酸素運動と組み合わせて行うと良いでしょう。

4ー3 水分量の調節

体内の水分量が少なくなると血液量も少なくなり、血圧が低下する原因となります。

こまめに水分を補給し、脱水にならないように注意しましょう。

適度なミネラル分も補給しながら水分量の調節をしましょう。

コーヒーなどカフェインが含まれている飲料は交感神経を興奮させて血圧を上げる効果がありますが、同時に利尿作用があり、脱水傾向となるデメリットがありますので、水分を補給する場合はカフェインレスの飲料をおすすめします(基本は水です)。

4ー4 まとめ

低血圧の対策としては、まず食事、運動、水分の摂取に配慮することから行いましょう。

低血圧だと朝起きられないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、朝早めに起き、交感神経の活動を促すことで血圧を上げることができます。

午前中からの活動のために朝食を抜かないようにすることもポイントです。

コーヒー、緑茶などを利用することも有効です。

やせていて血圧の低い方は、筋肉量を増やして体重を増やすと改善する場合もあります。有酸素運動のほか、筋トレを取り入れて十分に筋肉を働かせることを意識しましょう。

降圧剤を使用していている方は血圧が下がりやすくなっている場合もありますので、たちくらみなどの症状が出た場合は血圧を測定して確認しましょう。

下がりすぎの場合は薬の変更などの対応を行います(暖かい季節は血圧が下がるので注意)。

また、治すための対策ではありませんが、急激な姿勢変化を避けて、ゆっくり姿勢を変える(一気に立ち上がらない、徐々に頭部を高くするなど)ことを意識するとよいでしょう。

たちくらみなどを防ぐことができます。

自宅に血圧計を用意して、日ごろの血圧を管理しておくこともおすすめします。

極端に低下している場合は薬物による治療が必要な場合もありますので注意しておきましょう。

理学療法士 イワモト
※ 理学療法士 イワモトの意見・考え ※

私はもともと高血圧だったため、低血圧の症状を感じることはできませんでした。

しかし、降圧剤を飲み始めたことでその症状を体験することができました。

たちくらみです。

正確には起立性低血圧でしょうか…

確かにもっと年を取ってバランスが悪くなったら転倒して骨折しそうです。

血圧の正常値の下限は問題にされなくなりました。

低ければ低いほど良いという話もあります(もちろん症状がない範囲での話です)。

血管へのダメージが少なくなりますからね。

しかし、デメリットもありますから、高血圧ではないと安心することなく日ごろの生活習慣などに十分配慮していただければと思います。

5 血圧が低いと心不全や脳梗塞になるかもしれない。まとめ 

今回は低血圧の原因や対策についてお伝えしました。

低血圧は高血圧ほど問題にされることはありませんが、臨床的には血液の循環の指標となる重要なものです。

低血圧が重度となると脳への血流が不十分となるために、たちくらみなどの症状や脳梗塞などの原因となることもあります。

血圧が低い方は十分注意しておく必要があるでしょう。

対策として、朝食を抜かずに三食バランスの良い食事を摂り、また水分補給に注意すること、有酸素運動や筋トレを行うことなどがあります。

高血圧の場合と同様、日ごろから血圧管理をおこなって、適切な対策を実施されることをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様のご健康をお祈りいたします。

参考URL:日本心臓財団
愛知県薬剤師会

執筆:mamotte ライター 理学療法士 イワモト
追記・編集:運営者 理学療法士 平林


理学療法士平林
※ 編集を終えて・最後に ※

今回は、血圧が低い事について話してきました。

だいたいよく聞くのは、高血圧の危険性ばかりだと思います。

高血圧には注意しよう。

みたいな声も良く聞きますが。

実際には、低血圧もそれなりに危険な要素があるのです。

今回の内容で低血圧の危険性についても知っていただけたらと思います。

また、低血圧だからといって、昇圧剤などを積極的に飲む等もしないで良いと思います。

というのも、薬でどうにかしよう。

という前に、生活習慣を改善しないと、根本的な解決にならないからです。

なので、生活習慣を改善して、それでもかつ、低血圧が変わらない。

といった場合に、初めて、昇圧剤を服用する事を考えても良いのかなあ。

と思うのです。

【薬に頼る前に、生活習慣の改善!】

是非、意識してほしいと思います。

本日も、参考になればうれしいです。

最後までありがとうございました。

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mamotte運営管理者で理学療法士の平林です。 このサイトはPT・OT・STのリハビリテーションの専門家のみが監修しており。リハビリのプロの視点から【正しい情報や知識を伝える】事をモットーにしています。 医療は、あらゆる情報が飛び交っており、情報過多の状態です。その中で信憑性があって、信頼できる情報はどれくらいあるのか?甚だ、疑問を感じる事でしょう。そこで、当サイトは、リハビリのプロの視点からのみで作成した内容にする事で、【正しい情報や知識を伝えてきたい】と願っています。このサイトを通じて、あなたの体の症状の悩みが解決できたら嬉しい限りです。 少しでもこのサイトがあなたの力になれるように精進していきたいと想っております。 よろしくお願いいたします。

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