【事実】膝痛サポーターは寝るときはしない方が良い!その理由を説明する

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理学療法士 イワモト
こんにちわ。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。

寝るときに膝のサポーターはした方がいいのか?

こんな疑問を感じた事はないでしょうか?

もしくは、膝のサポーターをしないと寝れない。

なんていう人もいるかと思います。

という事で、寝る時に膝のサポーターはしたままでもいいのか?した方がいいのか?もしくはしない方がいいのか?

といった疑問について、今回は答えたいと思います。

この記事を読んで得られる事

この記事を読めば、

◎ 寝るときの膝サポーターの対応について理解する事ができて、膝痛の軽減・改善・予防につなげる事ができるでしょう。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてほしいと思います。

では、よろしくお願いいたします。


理学療法士 平林
※この記事はリハビリテーションの専門家で、理学療法士である運営者平林と、理学療法士イワモトの思考と考えを交えて紹介しています。

私達は国家資格を取得しており、実際の現場で学んできています。

ですので、信憑性や信頼性は間違いありません。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して欲しいと思います。

で、一番伝えたい事は、【この記事の内容が絶対正しい!!】とは思わないでください。

という事です。

記事の内容は自信を持って提供していますが、医療の世界は個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

ですので、一つの理学療法士の考えである。と捉えて欲しいです。

この記事があなたの役に立てばうれしいです。

では、宜しくお願いいたします。

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1 膝痛サポーターは寝るときはしない方が良い。その理由を説明する

まず、早速の答えですが。

寝るときにはできれば、膝サポーターはしない方がいいです。

膝痛軽減にサポーターは効果的ですが、寝ているときは比較的外した方がいいでしょう。

ただし、すべての人に当てはまるわけではありません。

念のためにお伝えしておきますが、靭帯損傷後に使うサポーター(膝装具)などでは、就寝時も装着が必要な場合もあります。

このような例外もありますので、注意してください。

今回お話するのは一般的な膝痛用のサポーターを対象としています。

で、理由を述べていきます。

1-1 サポーターはあくまでも補助具だから

膝サポーターは、あくまでも補助具です。

なんの補助かというと、膝の安定性や支持性の補助です。

関節の変形や靭帯の機能低下によって、関節が不安定になっている場合、サポーターの機能で安定性を高めることができます。

また、膝周囲の筋力の低下をある程度サポートすることも可能です(完全に補うことは不可能です)。

このように膝サポーターは、膝の機能低下を補うものです。

したがって、膝を使うときに必要なものであって、膝を使用しないときには必要ないものということになります。

通常就寝時に大きな身体の動きはなく(寝返り程度です)、膝関節には大きな負荷はかかりません。

だから、就寝時にサポーターは装着する必要はないのです。

ただし、夜間頻尿などで、トイレ歩行が多くなる場合もあります。

歩行で痛みが強く出る場合は、面倒ですがサポーターをその都度装着するという方法もあります。

サポーターは、基本的には日中の活動時に使用するのが良い。という事を忘れないでほしいと思います。

1-2 膝の動きを固めてしまうから

昼間活動している間であれば、膝関節の動きや膝周囲の筋肉の収縮もあります。

そのような状態であれば、サポーターによる圧迫固定が多少行われても、大きな問題は生じにくいです。

ところが、就寝時は極端に膝関節の活動は下がってしまいます。

寝返りなどをしますが、通常大きな関節の動きや筋肉の収縮はありません。

そのように、ただでさえ動きが少ない就寝時に、サポーターを装着すると、膝の動きは大きく制限されてしまいます。

つまり、膝の動きを固めてしまうということです。

膝の動きを固めてしまえば、膝の柔軟性が失われてしまう。

結果にもつながります。

そうなると、膝が伸びない、曲がらない。といった二次的な障害にも発展してしまう可能性もあるって事です。

自然な動きが妨げられてしまいますので、良くありません。

また、サポーターの種類や締め具合によっても違いますが、サポーターには圧迫力があるため、循環(血液など)にはマイナスとなります。

就寝時のように筋肉の活動がない状態で組織が圧迫されると、さらに循環は悪くなります。

このような理由があって、夜間就寝時のサポーターの装着は避けたほうが良いと思うのです。

1-3 可動域制限・筋力低下につながってしまう恐れがあるから

これは、前項と関係がありますが、膝の動きが強く制限されますので、可動域(関節の動く範囲)制限を悪化させてしまう危険性が大きくなります。

朝起きたら(一晩のうちに)関節が拘縮(関節が固くなること)を起こしたということはないかもしれませんが、マイナス要因であることは間違いありません。

関節は、日常自然に動くことで関節可動域制限を起こさないように維持されています。

この日常の動きを妨げることは、拘縮(膝が固まってしまう)を進める要因となり得ます。

したがって就寝時のサポーターは、関節可動域の維持にとって良くないということが言えるのです。

特にもともと麻痺(脳卒中などの後遺症など)がある場合などでは、サポーターなどの長期連続使用で関節拘縮を起こす危険が高まりますので注意が必要です。

また、筋力低下の問題もあります。

就寝時に限らず、関節の動きが制限されると、その関節に関わる筋力は低下するという性質があります。

一晩で一気に筋力が低下するわけではないですが、長期に渡れば筋力に悪影響を及ぼすとも考えられます。

このように、関節可動域・筋力の低下を防止するためにも、就寝時のサポーターの使用は避けた方が良いのです。


上記の3つの理由が主になります。

参考にしてください。

2 とは言っても、寝るときに膝痛サポーターをした方が楽になる人もいる

これまでデメリットをお伝えしてきましたが、それでもサポーターを着けていたほうが楽と感じている人もいるでしょう。

特に就寝中の膝の動き(および姿勢)でも痛みが出る人や、夜間にトイレ歩行する機会が多い人の場合、サポーター装着のメリットも大きくなります。

サポーターを装着したまま就寝すれば、膝関節の動きが制限される分、痛みが出る可能性は低くなります。

また、トイレに行くたびにサポーターを装着する煩わしさもありますね。

面倒くさいので、最初から装着して寝た方が楽。それはそれで、その人にとってはメリットと言えるでしょう。

おすすめはできませんが、そのようなメリットを感じて夜間就寝時にサポーターを装着している人がいるのも事実です。

このような方にまでも、寝るときはサポーターを着けない方が良いとは言えませんので。

人それぞれ、個人差がある。

という解釈をしてほしいと思います。

3 結局はあなた次第なのが一番の答え(しかし、しない方が良い)

膝サポーターの就寝時の装着について、デメリットはあると言っても、メリットを感じている人もいるというのが現実です。

人にはそれぞれの価値観がありますので、絶対というものはありません。

最終的には、デメリットも検討したうえで装着するかどうかを決めればいいことです。

そこは、個人の自由なので。

しかし、客観的には危険性を伴うデメリットもありますので、装着しないで寝ることに慣れてもらった方がよいかなと思います。

この部分は参考程度にしてください。

4 サポーターは依存性があるので、使い分けが大切です。

理学療法士 イワモト
※ 理学療法士 イワモトのつぶやき ※

サポーターなどは、心理的に安心感を与えてくれることもあってか、依存性があります。

腰痛の時に使うコルセットなども同じです。

普段装着するのが当たり前になると、寝る時にサポーターを外すことに対して抵抗を感じることもあると思います。

一杯飲まないと眠れないみたいな・・・私も依存傾向があるので、その心理よく理解できるんですが。

という中でも、圧迫の強いサポーターを夜間つけっぱなしは良くないかと思います。

もしも、どうしても外せないという場合は夜用に、サイズ大きめのサポーターを購入して装着してみる。という方法もあるので。

圧迫感が少なく、関節の可動性を妨げないものがいいかと思います。

若干大きめであれば、循環障害や、関節可動域低下を起こす危険もすくなくなります。

装着していることで安心感も保たれるでしょう。

これはあくまでも寝る時だけにして。

日中はしっかりとサイズが適しているものを装着する。

というのが大前提です。

起床後、活動を始める時にサイズの小さいものに交換して装着すればよいのです。

大きめサイズのサポーターを新たに購入するつもりはないという人には、締め具合の自由に変えられるサポーターがおすすめです。

寝る前に緩めて装着すれば、デメリットを大幅に下げることができるでしょう。

夜間トイレに歩いていくときに増し締めして、また寝る前に緩める、起床して活動を開始するときに増し締めする。

こんな使い方をしてみるのも良いでしょう。

サポーターを外したくない人は参考にしてほしいなあと思います。

サポーターは外してもよいけど、夜間のトイレ歩行が不安だという人には、歩行器などの歩行補助具をおすすめします。

廊下で使用できるようなコンパクトなものもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

5 まとめ

今回は膝サポーターの就寝時の装着についてお伝えしました。

サポーターは基本的に動作時の補助的な作用をするもので、就寝時に装着するものではありません。

就寝時に使用すると、膝関節の動きを過度に制限し、関節の可動性や筋力の低下を引き起こすこともあります。

サポーターを装着することで安心感が増すため、夜間も装着した方が楽だと感じる人もいるでしょう。

しかし、寝ている間は、通常膝関節に大きな負荷がかかることはありませんので、サポーターの必要性は低いものです。

できるだけ外して就寝することをおすすめします。

サポーターは動作時の補助であるということを理解して、上手に使用してもらえばと思います。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト

追記・編集:運営者 理学療法士 平林


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【読んで欲しい】高齢者に最適な膝痛サポーターを理学療法士がド直球に紹介

2020年10月4日

【口コミ】膝痛サポーターのメリットやデメリットを紹介

2020年10月1日

理学療法士 平林
※ 編集を終えて・最後に ※

サポーターは寝るときは外す。

というのが一般的であり、効果もあります。

明らかに、一日中固定をしなくてはいけない場合を除いて。

サポーターをして固定をする必要はありません。

これは、腰も膝も同じです。

なので、夜寝ているときまでも固定を必要としなければ、極力外した方が良い。

という判断をしてほしいなと思います。

その中で、膝のサポーターをしなくても大丈夫であれば、そのまま寝るときは外す。

といった方向性でいいかといえます。

しかし、寝る時に外したら痛みが悪化した。

などという場合は、一先ず、装着したまま寝る。

そして、痛みが落ち着くまで寝るときはサポーターを装着する。

といったように臨機応変しするのがいいと思います。

このように考えていただき、膝のサポーターを使用してほしいなと思う次第です。

今回の内容もあなたに役にたてばうれしいです。

本日も最後までありがとうございました。

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