膝の痛みを治そう!理学療法士が理由と原因を考察してみた。

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理学療法士 イワモト
こんにちわ。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。

膝が痛いっていう人多いですよね。

親、おばあちゃん、おじいちゃん、友達など必ず一人は膝が痛いっていう人はいるかと思います。

膝の痛みは加齢とともに痛くなることが多いという印象を受けますが、スポーツなどが原因で、若い人に生じることもあります。

この記事では、膝の痛みの理由や原因について語ります。

理学療法士 平林
で、実際に膝の痛みがあると日常生活も辛くなりますよね。

その一番は、歩く事が辛くなる。

って事かと思います。

歩けないと移動できなくて、仕事にも、どこにも行けない。

みたいな状態になってしまいますよね。

なので、膝の痛みはどうにかしないといけない案件なのは間違いありません。

そこで、今回は、膝の痛み理由と原因をテーマにしました。

この記事を読めば、

◎ 膝の痛みの理由と原因について知れて、治療や予防、対処予防に役立てる事が出来る。

というメリットがあります。

ですので、最後まで読んで欲しいと思います。

では、宜しくお願いいたします。

 


※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士2名の思考を紹介しています。

国家資格を取得しており、実際の現場で学んできています。

ですので、信憑性や信頼性は間違いありません。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して欲しいです。

で、何が言いたいのかというと、この記事の内容が絶対正しい!!とは思わないでください。

という事です。

いち、理学療法士の考えであると、捉えて欲しいです。

この記事があなたの役に立てばうれしいです。

では、宜しくお願いいたします。

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1 膝の痛みは何故起きる?理由を考えてみた

膝の痛みには、多くの原因があります。

多い症状と特徴的なものを紹介します。

1-1 加齢によるもの

「腰、膝が痛いのは年のせいだよ」なんていう言葉が思い浮かぶほど、膝の痛みは年齢と関連があります。

人の身体は細胞でできていているので、組織が古くなっても、いつかまた新しく生まれ変わると聞いた事があるかもしれません。

しかし、細胞が生まれ変わって、組織が維持されるのには限界があります。

赤ちゃんの肌と自分の肌を見比べてみてください。

赤ちゃんの肌はピチピチなのに、自分の肌はガサガサ・・・・。

なんて感じることでしょう。(笑)

組織は年とともに劣化していきます。

膝関節においても劣化(変性など)していくのです。

機械の部品に例えれば、部品の摩耗みたいなものです。

関節の軟骨、膝の関節の中にある半月板などは加齢とともに変性、摩耗していくのです。

膝は体重を支え、膝を曲げたり、伸ばしたりと運動を繰り返す関節なので、なおさら摩耗しやすいと言えるでしょう。

関節の摩耗が進めば、関節の痛みが生じます。

これは、「ずいぶんと使ったのだから、これ以上無理して使ったらだめだよ」という警告のようなものだと思ってください。

つまり、年齢を重ねていく事で、関節は摩耗してしまうのは仕方ないことなのです。

そして、加齢とともに起こりやすい膝の代表的な疾患が変形性膝関節症と言えるのです。

加齢は、膝の痛みを招く一つの原因である。

と思っておくといいでしょう。(しかし、膝周囲の筋トレや可動域の改善などをする事で、痛みの防止や改善・軽減につなげる事はできます。)

1-2 スポーツによるもの

スポーツが普及し、その練習量が増加しました。

その結果、スポーツのレベルは向上してきています。

しかし、それと共に、スポーツ障害もまた増加してきております。

膝関節は特に、スポーツを行うことで酷使されます。

変性や摩耗が早くから生じ、また、大きな力がかかることで、関節の内や外の損傷を引き起こす危険が高くなります。

半月板、靭帯、筋肉の損傷などを起こせば、それによって痛みを感じます。

若い人の膝痛はスポーツが原因となっていることが少なくありません。

ジャンプをする事が多い競技や膝を過度に曲げる事の多いスポーツだと膝を痛める事が多いでしょう。

スポーツも膝の痛みの一要因と考えておくのがいいでしょう。

1-3 その他

その他、関節リウマチや偽痛風、骨肉腫や化膿性関節炎などの病気によって、膝の痛みが生じることもあります。

膝関節の痛みの原因となる疾患は多様で、その原因が分かりにくい時もあります。

子供が膝を痛がるのを調べたら、実は股関節疾患であったということもあります。

理由のわからない膝痛を感じる場合は、整形外科医に相談するのがいいでしょう。

2 膝の痛みを理解するために、膝の構造を知ろう

膝痛をより深く理解するために、膝の構造について知識を増やしておきましょう。

膝関節は大まかには、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(けいこつ:すねの骨)から成っています。

一見シンプルな関節に見えますが、膝蓋骨(しつがいこつ)という大きな種子骨(しゅしこつ:膝のお皿の事)を備え、また、膝の動きと安定性の為に役立つ十字靭帯といった、他の関節では見られない構造を持っています。

大腿骨(ふともも)と脛骨(すねの骨)間にある半月板の存在も、膝関節の特徴です。

大きな力のかかる膝関節において、半月板は衝撃の吸収をする役割を果たしています。

また、関節面の適合性を増すことで、高負荷下でのスムーズな運動が可能となっています。

さらに、滑液包(かつえきほう)という袋状のものが多くあるのも特徴です。

膝関節周囲には、15個程度あると言われています。

スムーズな関節の動きを可能にするため、このように数多く存在すると考えられています。

3 膝の痛みの原因はなにか?考察してみた。

まずは機械的、構造的な面から考えてみましょう。

膝関節を、金属製の蝶番(ちょうつがい)と仮定してみます。

金属製でも、長年使用すれば、金属がこすれあう部分はすり減ってきますよね。

強い力がかかればなおさらです。

金属の摩耗は早くなるでしょう。

さらに、長く使えば、使うほど金属疲労も起こって、もろくなっていき、錆が出ることもあるでしょう。

このように、膝関節も、この金属と同じような現象が起こると考えて良いです。

つまり、関節の軟骨はすり減り、靭帯や骨はもろくなるなどの変性を起こすのです。

関節では、骨が軟骨で守られている間は痛むことはありません。

しかし、軟骨がすり減って、骨どうしがぶつかるようになると、痛みを感じてくるのです。

というのも、骨の表面にある骨膜には痛みを感じる神経があるからです。(骨の表面には骨膜(こつまく)という薄い膜がかぶさっている)

すねを何かにぶつけると、かなり痛いことは皆さん経験した事ありますよね?

これは、骨の表面にある骨膜(こつまく)にある神経物質が痛みとして捉えている。

という事が言えるのです。

で、膝関節は、歩くたびに体重が加わり、骨がぶつかることを考えれば、痛みが生じることも容易に想像できるでしょう。

このように骨で起こる痛みのほかに、筋肉が骨に付着する部分、腱、半月板、靭帯、関節包などが障害されることによって痛みを生じることもあるのです。

で、膝に水がたまる。と聞いた事があると思いますが。

これは、関節包内、滑液包内の炎症によって、液体の量が増えて、腫れてしまった状態の事を言います。

そして、腫れとともに痛みを感じるのです。

膝は、日常生活からスポーツ活動に至るまで、毎日大きな負荷に耐えています。

このようなことから、膝の組織は摩耗したり損傷したりする機会が多く、痛みを発生しやすいということが言えるのです。

4 膝の症状には、どのようなものがあるの?

では、以下に主な膝の症状について、紹介していきます。

〇 痛み

これは、膝だけに限った事ではありませんが。

主に【痛み】が中心でしょう。

常に痛む、夜間に痛む、体重をかけた時に痛む、曲げると痛むなど様々な痛み方があります。

〇 浮腫(ふしゅ:腫れ)

関節内、滑液包内部の液量増加によって、膝が腫れてくる症状も比較的多く見ることができます。

滑液包の場合は限局的に膨らんだように見える場合もあります。

関節の摩耗が進むと、関節内液の量が増えてしまい、腫れや浮腫に繋がっていくのです。

〇 発赤・熱感(ほっせき、ねっかん)

炎症の症状として、膝の皮膚が赤くなったり、触ると熱をもっていたりすることがあります。

〇 関節可動域制限(かんせつかどういきせいげん)

関節の伸びが悪くなったり、曲がりが悪くなったりする事です。

これは、ストレッチ不足や膝関節の摩耗によって生じます。

可動域制限は、膝の痛みが強くなる傾向があります。

骨折後、手術後にも起こることが多いです。

〇 筋力低下

これは膝そのものには含められないかもしれませんが、膝の曲げ伸ばしなどに関係する筋肉の力が弱くなることがあります。

膝痛が強く、下肢に体重をかけられない状態になると、筋力を発揮する機会が減少し、それに伴って、筋力が低下していきます。

膝の筋肉を使わなくなると、段々弱くなっていきます。

これは当然といえば、当然の事です。

〇 不安定性

膝がぐらぐらして不安定な感じを持つことがあります。

靭帯の損傷などが主な原因として考えられます。

大腿骨と脛骨間の関節ではなく、膝蓋骨が脱臼しやすいなどの不安定性を示す場合もあります。

〇 その他

  • 歩行中、階段を下りているときなどに生じる「膝折れ(膝が突然折れたように、ガクッと曲がる)」
  • 膝の関節に半月板がはまり込む(陥頓)ことで生じるロッキング(曲げ伸ばしができない)
  • 関節を曲げ伸ばしするときに途中で一旦引っかかるが、再度動き出す弾発現象など

膝関節ならではの症状もあります。

5 膝の痛みを治す対処法を紹介

今回ご紹介したように、膝の痛みの原因は様々です。

したがって、各痛みの原因に応じた対処を行う必要があります。

今回は一般的な状態で初期の対処についてご紹介します。

応急処置後は、整形外科医の診察を受け、適切な処置を受けるのがいいでしょう。

① 安静

どうしても動くのが辛い、できない。

という場合は安静を優先にしましょう。

足に体重をかけた時に、痛みが出るような場合は、極力関節に力がかからないように、関節を安静にしてください。

スポーツ中に膝をひねったなどの場合は、靭帯などを断裂している可能性もありますので、確実に安静にしてください。

加齢とともに少しずつ痛くなってきたような場合では、安静にする必要はありません。

明らかに何かしらのきっかけによって、膝が痛くなった場合は、靭帯や筋肉の損傷など。

明確な原因がわかるので、負担をかけないようにしましょう。

無意識の中で、段々と痛みを感じてきた場合は、安静にするより、筋トレやストレッチなどをして、筋肉の柔軟性や筋肉量の向上を目指すのが良いと思います。

② 冷却

急性の怪我、慢性の場合でも関節が熱を持っている場合などでは、痛い分部を冷やすと良いでしょう。

捻挫などの怪我の場合は、冷やしながら関節は安静にして(できれば固定して)、診察を受けに行くようにしてください。

③ 温熱

慢性の痛みで、関節に熱感がない場合、温熱療法が効果的なことがあります。

温めたタオルを利用したり、入浴時に意識して温めたりしてみてください。

温めて痛みが増すようであれば、冷やしてみてください。

温める効果で血液の循環を良くして、痛みを取り除く。

という目的があります。

④ 保存療法・手術療法

医師による治療では、薬物治療をはじめ、必要に応じて手術を行います。

関節鏡によるものから、人工関節置換術などをおこなって、除痛、歩行の再獲得などを行っています。

⑤ その他

減量(体重を減らす)は、膝への負担を減らすため、有効な対策となります。

これだけで痛みが改善することもあります。

関節への負担を減らす方法として、杖の使用もあります。

怪我をしている場合の使用はもちろんですが、加齢による膝の痛みが生じている場合などでも、杖を使用することで膝の痛みを軽減することができます。

必要に応じて、膝装具を利用することも考えましょ。(靭帯損傷などの場合)。

よく見かける簡単なサポーターだけでは、効果が薄い場合があるので、まずは試してみてください。

膝装具以外では、足底板の使用、靴の加工などを行うこともよいでしょう。

6 スポーツのやり過ぎは逆に良くない場合もある

理学療法士 イワモト
※ 理学療法士 イワモトの意見・考え ※

学生時代からスポーツを激しくやっていた人は、半月板がボロボロになっていたりします。

私の場合は、途中でやめてしまったこともあって、それほど悪化せずに済んだのかもしれませんが、時々陥頓、ロッキングが起こります。

ロッキング以外では、O脚なのもあってか、膝の内側が時々痛くなります。

加齢プラス運動の弊害といったところでしょうか。

これで、私はスポーツは、体にいいものというイメージは薄れました。(笑)

「健康のために運動」は正しいでしょうが、「健康のためにスポーツ」には?が付きます。

スポーツで身体を壊した方々を多く見てきましたので、そのような印象を持つようになってしまいました。

関節は、無理をすれば壊れるものという意識を持って、大切に使っていただきたいと思います(自分の反省も含めて)。

7 まとめ  

今回は膝の痛みについて、ご紹介しました。

膝の痛みは、加齢、スポーツ、いくつかの病気などが原因となって生じます。

膝関節は、とても大きな力がかかる部位です。

その性質上、軟骨がすり減ったり、内部の半月板が損傷したりするなど、障害を起こしやすい部位であるともいえます。

膝の痛みの原因は様々です。

痛みに対する応急処置の後は、整形外科による診断を受け、適切な治療を開始するのがいいでしょう。

そして、何よりもリハビリに取り組む。

このような姿勢がいいのではないでしょうか。

今回の内容があなたの役にたてばうれしいです。

では、本日もありがとうございました。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト
追記・編集:運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林
※ 編集を終えて・最後に ※

膝の痛みは腰痛の次に多い症状と言っていいほど感じている人は多いでしょう。

歩くのも辛い。

っていう人も少なくありません。

でも、どうにかして治さないといけないですよね。

僕個人的には、膝の痛みもあきらめなければ、必ず治ると思っています。

というのも、痛みの原因はかならずあるはずなので、原因があるという事は、原因を無くすことができれば、痛みも無くなる。

という事が言えると思うのです。

で、実際に僕も膝の痛みで困っているという患者さんを診てきました。

その中で、1,2週間で良くなった人もいれば、2カ月、3か月、半年かかって良くなった人もいます。

膝の痛みを治す事ができた人に共通して言える事は、【治すまで諦めなかった事】ただこれだけです。

どれくらいの時間がかかって痛みが治るかどうかは、治療をしてみないとわかりません。

しかし、途中であきらめたら終わりですよね。

なかなか治らない。痛みが軽減しない。良くならない。

としても、諦めずに治す気もちを持ち続ければ、いつかは治す事ができると思うのです。

という事で、あなたには諦めずに治す気持ちを持ち続けてほしいなぁと思う次第です。

本日の内容が少しでも役に立てば嬉しいです。

最後までありがとうございました!!!

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mamotte運営管理者で理学療法士の平林です。 このサイトはPT・OT・STのリハビリテーションの専門家のみが監修しており。リハビリのプロの視点から【正しい情報や知識を伝える】事をモットーにしています。 医療は、あらゆる情報が飛び交っており、情報過多の状態です。その中で信憑性があって、信頼できる情報はどれくらいあるのか?甚だ、疑問を感じる事でしょう。そこで、当サイトは、リハビリのプロの視点からのみで作成した内容にする事で、【正しい情報や知識を伝えてきたい】と願っています。このサイトを通じて、あなたの体の症状の悩みが解決できたら嬉しい限りです。 少しでもこのサイトがあなたの力になれるように精進していきたいと想っております。 よろしくお願いいたします。

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