目の疲れは肩こりも起こす!その理由を語ってみた

目の疲れは肩こりを起こす

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理学療法士 イワモト
こんにちわ。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。

目の疲れで肩こりや頭痛を感じた事はありませんか?

近年パソコンを使った長時間のデスクワーク、スマートフォンや携帯ゲーム機などの使用で、目の疲れを起こすが人が増えており。

目の疲れと同時に肩こりや頭痛を起こすことがあるのです。

今回の記事では、目の疲れがどのようにして肩こりを起こすのか?

というテーマで話していきます。

理学療法士 平林
それに伴わせて、そもそも目の疲れはどうして起こるのか?

という疑問についても触れたいと思います。

この記事を読めば、

◎ 目が疲れると肩こりを起こす理由について知れる

◎ 目が疲れない為の対策について知れる

といったメリットがあります。

疲れ目で肩こりのあなたの参考になれば幸いです。

では、本日もよろしくお願いいたします。


※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士2名の思考を紹介しています。

国家資格を取得しており、実際の現場で学んできています。

ですので、信憑性や信頼性は間違いありません。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して欲しいです。

で、何が言いたいのかというと、この記事の内容が絶対正しい!!とは思わないでください。

いち、理学療法士の思考や考えである。

として、捉えてほしいのです。

この記事があなたの役に立てばうれしいです。

では、宜しくお願いいたします。

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1 目の疲れでなぜ肩こりが起きるのか?目の構造についても紹介する

これより、目の疲れはなぜ肩こりを引き起こすのか?について話していきます。

1-1 まず、目の構造について話す

目の疲れの原因を探る前に、目の構造と働きを復習しておきましょう。

目の機能

目の機能の解剖図

眼球の構造は、カメラのレンズに例えられます。

カメラでピントを合わせるときには、レンズを前後させて調整をします(コンパクトカメラでは、本体側で調整することもあります)。

近年のカメラはオートフォーカスとなっているため、ピント合わせを意識することもすくなくなりましたが…

人の目のピント調整は?どうすればいいのでしょうか?と考えると。

レンズの厚さを変えることで行います。

レンズの厚さが変わるなんてすごいことですよね。

この厚さの調整を行うのは、毛様体という筋肉の働きです。

もちろん中枢神経からの指令もありますが、最終的にレンズの厚さを物理的に変える作用をするのは筋肉なのです。

具体的には、毛様体に力が入れば水晶体は厚くなります。

虫眼鏡を想像してください。

虫眼鏡は中心部分が厚く、近くを見ることができますよね。

毛様体の力が抜けると、今度は水晶体が薄くなります。(望遠鏡(ケプラー式など)では対物レンズは焦点距離の長い、薄い凸レンズを用います)。

レンズが薄くなると遠くが良く見えるようになります。

起きて活動している間、人の目はこのピント調節をずっと行っているのです。

カメラのオートフォーカスレンズであれば、毎日長時間、起きている間連続的に使用したら、すぐ壊れてしまうことでしょう。

これだけ一日中酷使されている毛様体ですから、疲れても不思議ではない。

ということが理解できるかと思います。

毛様体だけでなく、他にも頑張っている筋肉があります。

眼球を動かしている外眼(がいがん)筋です。

外眼筋というのは総称で、詳しく言うと、

  • 上直筋
  • 下直筋
  • 外直筋
  • 内直筋
  • 上斜筋
  • 下斜筋

という筋肉が協調して眼球を動かしています。

これらの筋肉も、休むことなく働いています。

また、光の量を調整するときに瞳孔の大きさが変化しますが、これも筋肉の働きです。

瞳孔括約筋という筋肉もまた、一日中頑張っている筋肉であると言えるでしょう。

長距離歩けば疲れるのと同様に、目もまた、使い過ぎれば疲れるということがお分かりいただけたのではないかと思います。

また、今お話したのは、筋肉の疲れですが、目の疲れは筋肉の疲れだけではありません。

目のコントロール、画像の処理を行っているのは中枢神経系です。

したがって、筋肉と同時に脳も疲労を起こすのです。

まとめると、目の疲れは「目の酷使による筋肉と脳(神経系)の疲れ」であるということが言えます。

1-2 目の疲れと肩こりの関係ってなに?

目の疲れを症状とするものに眼精疲労というものがあります。

眼精疲労では、目の疲れの症状のほかに肩こりや頭痛などの症状を伴うこともあります。

この眼精疲労が示すように、目の疲れと肩こりは同時に起こることが少なくないようです。

目が疲れたら必ず肩こりになるというわけではありませんが、目が疲れる状況が、肩こりを起こしやすい状況であると考えられます。

例えば、パソコンを使っての長時間のデスクワークは、モニターを見続けることで目を酷使するため、目の疲労を起こしやすいと考えられます。

また、このようなデスクワークでは姿勢も悪くなりやすく、長時間同じ姿勢を保持することが多いため、首や肩、腰にも負担がかかります。

したがって、目が疲れる作業や環境は、同時に首や肩にも負担をかけることが多いため、肩こりが生じやすいと考えることができるのです。

つまり、目の疲れが肩こりを引き起こす。

というよりも、目を疲れさせてしまう環境(ここでは、悪い姿勢や休憩を取らない状態など)が肩こりを引き起こしてしまう。

と言えるでしょう。

筋肉などの骨格系に対する負担以外にも、神経系に対する負担が自律神経のアンバランスを生じさせます。

例えばパソコンなどのモニターの光は、交感神経系優位な状態にすると言われています。

交感神経・副交感神経

交感神経と副交感神経

長時間交感神経優位の状態が続くと、血管は収縮するため末梢の血流は減少し、筋肉の緊張も上昇します。

首や肩の筋肉についても緊張状態が続き、こわばります。

このこわばりは、やがて肩こりや首のこりとなって自覚されるようになります。

また、目を酷使する長時間の作業は、それ自体精神的なストレスが大きいと考えられます。

このストレスは、やはり交感神経系を優位にしてしまいます。

また、ストレスは脳の状態を変化させ(神経伝達物質のバランスが崩れるなど)、痛みなどの苦痛を発生させやすくなります。

このような理由で、ストレスが無ければ普段は感じないような肩や首の痛みを感じるようになることも考えられるのです。

このように、目の疲労が生じる場面では、肩こりも生じやすい状況であるということが言えるでしょう。

2 目の疲れがとれれば、肩こりは消えるのか?

という事で、目が疲れる状況がなくなれば、肩こりが起こりやすい状況もなくなるとも考えられるでしょう。

では、目の疲れがとれれば、肩こりは消えるのでしょうか?

考えてみたいと思います。

例えば、眼精疲労がひどくなったため、デスクワークの職場を辞めた場合を考えてみましょう。

「仕事を辞めたので、目を酷使することもなくなり、目の疲れは解消しました。また、長時間椅子に腰かけて悪い姿勢になることもなくなったため、肩こりもよくなりました。」

という環境になれば、実際にあり得ることです。

しかし、必ず肩こりが解消されるとは限りません。

目を酷使することはなくなったけれども、やはり姿勢が悪い状態(例えば猫背)が続いていれば、肩こりは治らないかもしれません。

目の疲れを取るだけでは、必ずしも肩こりは解決しない、ということは覚えておかなければならないでしょう。

という事で、目の疲れによって、肩こりは生じやすい。

けれど、それよりも。

肩こりを起こしてしまう、日常生活においての悪い姿勢や習慣が大きく影響している。

と考えられるでしょう。

3 目の疲れを起こす原因について考察する

では、目の疲れを起こす原因について、いくつかの側面から考察してみたいと思います。

目の疲れを起こす原因の考察

① 目に問題がある

  • 近視や遠視などの屈折異常がある場合で、適切な矯正を行っていない場合
  • 白内障、緑内障などの疾患がある場合
  • 斜視がある場合
  • 涙の量が不十分(ドライアイ)な場合

② 矯正の不良

矯正を行っているが、眼鏡やコンタクトレンズが目に合っていない場合

③ 目を使う長時間の作業

  • 長時間本を読む
  • 勉強をする
  • テレビを見る

などによって目の疲労が起こります。

さらに近年では、パソコンでの仕事や日常生活においてもスマートフォンやタブレットなどを使用する機会が増えています。

子供たちも携帯ゲーム機を長時間使用する機会が多くなっていて、子供の間でも目の疲れや頭痛を訴えることが増えているようです。

このようなVDT(Visual Display Terminals)での作業は、特に目を酷使すると言われていて、疲れ目の原因となりやすいものです。

VDT作業時は、瞬きの回数が減少する(通常の1/3~1/4、1分間に5~7回程度)といわれていて、目が乾燥する原因ともなっています。

④ 環境の問題

エアコンの使用によって室内の湿度が下がり、目が乾燥しやすくなります。

エアコンの効いた部屋での、パソコンを使用した長時間のデスクワークは、目にとっては厳しい環境であると言えるでしょう。

このような状況ではドライアイを生じやすく、疲れ目だけでなく目の障害(充血、かすんで見えるなど)、身体的、精神的な不調を起こすこともあります。

4 目の疲れと肩こりのまとめ

今回の記事では、目の疲れと肩こりについてお伝えしました。

目の疲れを生じる状況は、肩こりも起こしやすい状況であることが多く、目の疲れと肩こりを同時に起こすことがあります。

長時間の緊張状態、姿勢の問題、ストレスなどが原因で、肩こりが生じると考えられます。

目の疲れを解消すれば、肩こりが改善してしまうことも十分あり得ます。

しかし、肩こりが姿勢の問題など別の理由から生じている場合では、目の疲れを解消しただけでは不十分なこともあります。

目の疲れを生じる理由を知って、日ごろから疲れ目対策を講じていただければと思います。

本日も最後までありがとうございました。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト
追記・編集:mamotte運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林
※ 編集を終えて・最後に ※

いかがでしたでしょうか?

今回は、目の疲れと肩こりを中心にして話してみました。

目の疲れが直接的に肩こりを引き起こす。

という可能性は少ないかなぁ。と思って欲しいです。

肩こりは悪い日常習慣(悪い姿勢やストレッチをしないなど)によって、引き起こされる場合が多いでしょう。

なので、目の疲れが直接影響している訳ではありません。

つまり、肩こりと目の疲れを治したければ、目の疲れを治す対策と肩こりにならない為の対策の両方を行っていかなくてはいけない。

という事が言えます。

って、当たり前の事なのですが・・・・。

このように理解して欲しいなと思います。

あなたの目の疲れと肩こりが少しでも楽になれば嬉しく思います。

では、本日も最後までありがとうございました。

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mamotte運営管理者で理学療法士の平林です。 このサイトはPT・OT・STのリハビリテーションの専門家のみが監修しており。リハビリのプロの視点から【正しい情報や知識を伝える】事をモットーにしています。 医療は、あらゆる情報が飛び交っており、情報過多の状態です。その中で信憑性があって、信頼できる情報はどれくらいあるのか?甚だ、疑問を感じる事でしょう。そこで、当サイトは、リハビリのプロの視点からのみで作成した内容にする事で、【正しい情報や知識を伝えてきたい】と願っています。このサイトを通じて、あなたの体の症状の悩みが解決できたら嬉しい限りです。 少しでもこのサイトがあなたの力になれるように精進していきたいと想っております。 よろしくお願いいたします。

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