オスグッドの治療は?!圧倒的に効果がある方法を紹介する

オスグッドの治療

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※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士1名と作業療法士1名の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介


作業療法士はるまま
 

こんにちは。

作業療法士で2児のママ、mamotteライターのはるままです。

突然ですが、あなたの子供は膝の痛みで苦しんでませんか?

もしかしたら、その膝の痛み、オスグットかもしれません。

今回は、オスグットについて話していきます。

理学療法士 平林

オスグットって知ってますか?

  • なんか、膝が痛くて気になる
  • 膝が痛くて部活ができない
  • 膝が痛くて歩くのがつらい

など。

成長期の膝の痛みの場合、オスグットの可能性があるのです。

オスグットは子供の成長期になりやすく。

中学・高校生がなりやすい症状です。

一度なったら治りづらい、良くなるものではない。

と聞いた事もあるかもしれませんが、そんな事ありません。

正しい知識と治療方法を知っておくことで、オスグットの予防はもちろん、痛みの改善も可能になります。

そこで、この記事では、【オスグットの治療】についてまとめました。

この記事を読めば、

◎ オスグットの知識がついて予防や改善に役立てる事ができる

◎ 辛いオスグットの痛みから解放される可能性がある

といった2点のメリットがあります。

最後まで読んで、辛いオスグットを軽減・改善に繋げてほしいと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。

1.オスグッドってなんなの?

オスグッド病とは、オスグッド・シュラッター病(オスグッド・シュラッター症候群ともいう)という名前の疾患です。

サッカーやバレーボール、バスケットボールなど、スポーツをしている小学生~高校生の子供に多く見られるのが特徴のひとつです。

脛骨結節(けいこつけっせつ)という膝蓋骨(しつがいこつ:ひざのお皿の事)の下の骨が徐々に突出してきてしまい、それが痛みの原因ともいわれています。

※ 頸骨結節とは膝のお皿の真下辺りに少し出っ歯ている骨の部分の事を言います。

※ 膝蓋骨とは膝のお皿の事をいいます。

その、膝のお皿の真下にある少し出っ歯ている部分が、赤く腫れたり、熱をおびることも時々あるのが特徴です。

休憩中は痛みが一時的になくなりますが、またスポーツを始めると痛みが出現します。

2.オスグットの原因について知る

では、実際にどのような原因で生じる疾患なのかを説明していきます。

2-1 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が大きく影響している

10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎることで発症する場合が多いとされています。

実際に突出する部位が下腿(膝から下の部分の骨の事)であるため、膝下の筋肉や骨の病気であると思われがちですが、実は大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)が関係しています。

大腿四頭筋は膝の関節まで伸びています。

膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)から脛骨(けいこつ)という膝下の骨までが腱(筋:すじとも言う)が伸びています。

膝を伸ばす動作をすることで大腿四頭筋が働き、膝蓋腱(膝のお皿のすじ)が引っ張られます。

つまり、膝を曲げたり、伸ばしたりと、膝を沢山使う事で太ももの筋肉に強い負担をかけてしまいます。

特に10代では脛骨(けいこつ:膝から下の骨)がまだまだ成長過程であり、完全な骨ではなく軟骨の状態です。

そのため、大腿四頭筋(太ももの筋肉)と脛骨の付着は強固なものではありません。

骨の発育期における運動の負荷が、大腿四頭筋(太ももの筋肉)と脛骨の付着部に集中してしまうことで、その付着部が剥離してしまうことがオスグッド病の原因といわれています。

剥離してしまった腱と骨(軟骨)が膝の下の盛り上がり(隆起)として現れます。

つまり、まだ、成長過程の段階で足の骨が完全に完成されていない状態で強い負担を加えてしまう事が原因といえます。

それによって、膝下の出っ歯ている骨の部分に強力な負荷を加えてしまっている事で痛みが出現している。

という事がいえるでしょう。

2-1-1 大腿四頭筋ってどこにあるの?

大腿四頭筋とは、太ももの前側についている筋肉のことをいいます。

また大腿四頭筋は、

  • 中間広筋(ちゅうかんこうきん)
  • 内側広筋(ないそくこうきん)
  • 外側広筋(がいそくこうきん)
  • 大腿直筋(だいたいちょっきん)

の4つの筋肉を総称した名前の複合筋です。

大腿四頭筋 イラスト

2-1-2 大腿四頭筋の役割

大腿四頭筋は膝関節の伸展(膝を伸ばす事)に作用しますが、股関節の屈曲(膝を曲げる事)の働きももちます。

下肢の中で最も大きな筋肉であり、力もある筋肉です。

スポーツを行う上でとても大切な筋肉になります。

2-1-3 大腿四頭筋の使い過ぎによって、オスグットになる

オスグッド病の原因は主に大腿四頭筋の緊張があげられます。

※緊張とは=ここでいう、筋肉の緊張とは、ゴムを引っ張ているかのように、常にゴムが突っ張ている状態をいう。

では、実際に大腿四頭筋が緊張してしまう原因として次の3つのことがあげられます。

①【過度な運動】

スポーツをしている子供にとって指導者のメニューが過酷だったり、スパルタだったり、すると、運動量がその子供の限界を超えてしまい、オスグッドを発症する場合があります。

②【身体のバランスの崩れ】

股関節周りの筋肉や足関節周囲の筋肉の低下によってその働きを大腿四頭筋で補おうとして、結果的に大腿四頭筋に大きな負担をかけている場合があります。

また、

骨盤、股関節、足関節のアーチ(偏平足や凹足など)の崩れにより大腿四頭筋に大きな負荷をかけることがあります。

③【ストレッチ不足】

スポーツをする前後のストレッチが不十分なことによりケアが不足してしまい、結果的に筋肉を傷めてしまう場合があります。

筋肉はゴムのようなものなので、使えば収縮するのですが、そのあとのメンテナンス(ほぐして柔らかくしてあげること)が大切です。

それを怠ると固い状態が持続してしまい、結果的に筋肉を傷めてしまいます。

2-2 悪い姿勢が実はオスグットの発症を促している

姿勢が悪い状態が続くと骨盤が後傾(後ろに傾くこと)してしまい、大腿四頭筋に強い負荷をかけてしまいます。

猫背だったり、左右が不平等な姿勢な子供が目立ちますが、それが原因でオスグッド病を発症する場合があるとされています。

つまり、悪い姿勢をとっている事で、オスグット病の発症を促してしまっている可能性があると言えるのです。

3 オスグットの発症年齢と兆候症状(初期症状)について

それでは、実際に発症年齢やどのような症状がでるのかについてお話していきたいと思います。

3-1 オスグットになりやすい年齢

主に成長期である小学校の高学年~高校生くらいの子供に発症するスポーツ障害の1つだといわれています。

スポーツの中でも、特に跳躍動作が多いバスケットボール、バレーボールや陸上、ボールをける動作のあるサッカーなどのスポーツで発症することが多いですが、どんな運動をしていても起こる可能性があるといわれています。

3-2 オスグットの兆候症状(初期症状)を知ろう

オスグッド病の症状は膝の周囲の痛みや腫れがあげられます。

膝の皿(膝蓋骨)の5cm程度下の部位の痛みや腫れ、熱感を感じるとその可能性があるといわれています。

また、膝下の痛みのある部位に硬い盛り上がりができるのが特徴です。

症状は片足(特に軸足)だけのこともありますが、両足に出ることもあります。

痛みについては休むと一時的に症状は良くなりますが、運動を再開するとまた症状が出てきます。

ここでは、全に痛みを治してから運動を再開する事がなによりも大切になります。

よくある例として、

痛みが一旦落ち着いた

運動を再開する

また、痛くなる

また、休む(一旦落ち着くまで)

というように、完全に治っていない状態で運動を再開する事でさらに悪化させてしまう。

といったケースが多々見られます。

で、結果、運動を辞めなくてはいけなくなる。

みたいな所まで行ってしまう人も少なくありません。

なので、

しっかりと治して、痛みを再発させないように意識する事と予防・改善の知識を身に着ける事が必要になってくると思います。

4 オスグット病チェックリスト

ここでは、簡単にできるオスグッド病のチェック項目を挙げていきたいと思います。

  • 膝下がぽっこりともりあがってきた
  • そのでっぱりを押すと痛い
  • 自転車をこぐと膝関節が痛い
  • 走ると痛い
  • 正座をすると痛い
  • ひざが冷えると痛い
  • 階段の上り下りが痛い
  • あぐらがかけない(痛い)

などがあげられます。

じっとしていると痛い、というよりは動作を行っているときの痛みが主流なようですね。

5 オスグットの治療と予防

ここからはオスグッド病の治療と予防策についてお話していきます。

5-1 リハビリテーションをしよう

オスグッド病に対するリハビリのメニューとしては、原因が大腿四頭筋の過剰な使いこみであるため、リハビリでは大腿四頭筋を過剰に働かせないようにしていくことが目標となります。

まず、

取り組んでいただきたいのが、日ごろの姿勢の矯正があげられます。

体や姿勢の使い方を正しくマスターすることで大腿四頭筋への負荷を軽くすることができます。

また、

スポーツ時の動作指導や筋力強化訓練を行うことも重要です。

5-1-1 ストレッチをする

ストレッチは筋肉が緩み、良いリフレッシュにもなりますので効果的です。

では実際にどのようにしていけばよいかというと、

①【太もも】

太ももの前側と裏側の筋肉を伸ばします。

前側:床に膝を伸ばした状態で座り、方側に膝を曲げて体を後ろに倒していく。

後ろ側:床に膝を伸ばした状態で座り、姿勢を正して、股関節から曲げるように前に前屈していく。

②【足首】

両膝を伸ばした状態で床に座り、つま先を前方と自分の方へ交互に曲げる。片足ずつ足首回しをする。

③【アキレス腱】

片膝を横方向に伸ばした状態でもう片方の膝を曲げる。10秒くらいずつで反対の足も行うこと。

などが効果的です。

無理をせずに、痛みのない範囲で行うことが大切です。

5-1-2 筋トレを頑張る

リハビリでもあげましたが、筋力強化訓練が必要になります。

股関節周囲筋を中心に行う場合が多いですが。

膝関節、足関節や体幹部の筋トレも併せて実施していくことで、体全体のバランスも整い、症状の再発防止になるといわれています。

5-1-3 休息を積極的にとる

この中でも一番大切だと思いますが、実は休息も不可欠です。

オスグッド病とは筋肉の疲労・使いすぎというのが原因ですので、まずは筋肉をケアして休ませてあげることが大切です。

しっかりと完治するまでは、部活動や激しい運動は控えた方が良いでしょう。

【完治したという目安】

  • ジャンプしても痛くない
  • 膝を深く曲げても(屈伸)痛くない
  • ジョギングくらいの軽い走りで痛くない
  • 階段や段差を歩いても痛くない

などが考えられるでしょう。

作業療法士 はるまま
*作業療法士はるままの意見・考え*

*アイシングのしすぎはNGです!

痛みに対して=冷却(冷やす)という方法が効果的という意見もあります。

たしかに、

冷却によって改善する痛みや腫脹もありますが、オスグッド病への対応策として長期間のアイシングはあまり効果がないかと思います。

そもそも、

アイシングを実施する意義としては、炎症や内出血を抑えることと、一時的に冷やすことで冷却を外した時に血行が促進するということがあげられます。

しかし、

オスグッド病は内出血ではありませんし、長期間冷やすことでなお筋肉が硬直し、症状を悪化させる可能性があります。

腫れを一時的に抑えるにはアイシングや良いのですが、長い時間冷やすことには注意が必要だと言えます。 

5-2 良い姿勢がオスグットの治療と予防になる

オスグッド病の再発防止や治療に大切なことの1つとして、正しい姿勢を保持し大腿四頭筋の筋肉への負担を減らす事です。

大腿四頭筋は股関節の骨と膝下の骨まで伸びているので、座っている姿勢が悪いと、常に筋肉を引っ張ている状態になってしまいます

これが原因により、悪い姿勢によって、常に大腿四頭筋は緊張状態になります。

それによって、膝下の出っ張りの部分(頸骨粗面)に常に負荷をかけてしまう。

という事が言えるのです。

さらに、

その無理な姿勢などが原因で、他の関節や筋で補おうとする力が働き、体のどこかに負荷がかかってしまう事もいえます。

現在姿勢の悪いこどもが増えているとの意見もよくききますが、早めに正しい姿勢の身に着け方を覚えておくことが必要になでしょう。

オスグットを治す 正しい 立位姿勢

オスグットを治す 正しい 座位姿勢

6 オスグットの治療について、まとめ

「スポーツにはケガはつきもの」という言葉もありますが、オスグッドは骨折や捻挫とは違い、自身の体や関節・筋肉を上手に使えていないことや、筋肉を上手にケアできていないことで起こります。

また、

一度なってしまえば、治療にも時間がかかり、子供も、保護者も大変な思いをする症状です。

大切なことは休息と正しい知識を身に着ける事です。

試合に出たい、レギュラーやポジションをとられたくない、コーチやチームメイトにさぼっていると思われたくない・・・。

そんな理由から、大半の子供はこっそりと練習を始めてしまうでしょう。

しかし、

その結果、症状は治まらないどころかさらに悪化させてしまう可能性も少なくありません。

そうなってしまわないように、正しい知識と予防策を知ることで、早く良くなればいいなと思います。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。

執筆:mamotteライター 作業療法士 はるまま

追記・編集:mamotte運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林

※ 編集を終えて・最後に ※

オスグットって本当に辛いですよね。

自分は経験がありませんが、中学・高校時代に部活の仲間がオスグットで走れない時期を見ていました。

痛みが落ち着いたと思って、走り始めたら、また痛くなる。

【練習を再開する → また痛くなる → 休む → 再開する → また、痛くなる】

みたいな悪循環を繰り返している仲間もいました。

そいつは、力のある選手だったので、残念でしかありませんでした。

今になっては、理学療法士として、治療・対策方法をお伝えできますが。

思う事は、膝の痛みを感じたらすぐに治療を施すべきだな。

という事です。

やはり、何か違和感を感じたら、すぐに対処する。

そうすれば、オスグットになっていたとしても、治りも早くなるかなと思うのです。

って、これはオスグットに限った事ではありませんが・・・

で、オスグットの治療については、ここで記載している通り、

  1. 膝に負担をかけ過ぎない正しい姿勢を意識する
  2. 筋トレをする
  3. ストレッチを行う

といったケアをする事です。

この3点を意識する事で、あなたのオスグットも改善に向かうでしょう。

是非、意識してほしいです。

では、今回の話が参考になればうれしいです。

本日も最後までありがとうございました。

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