マッサージは坐骨神経痛に効果的なのか?考察した

マッサージは坐骨神経痛に効果的なのか?

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理学療法士 イワモト
こんにちわ。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。
  
マッサージで坐骨神経痛は良くなるのか?

今日はこういったテーマで記事にしました。

マッサージって、気持ちいいですよね。

だから、やられたら、楽に感じる人が多いかと思います。

坐骨神経痛と診断されて、マッサージに通っている人も多いかと思います。

ですが、実際に、本当にマッサージは坐骨神経痛に効果があるのでしょうか?

ちょっと、疑問に感じませんか?

という事で、ぜひこの記事を読んで、マッサージの効果についての疑問を解決してほしいと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。


理学療法士 平林
※この記事はリハビリテーションの専門家で、理学療法士である運営者平林と、理学療法士イワモトの思考と考えを交えて紹介しています。

私達は国家資格を取得しており、実際の現場で学んできています。

ですので、信憑性や信頼性は間違いありません。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して欲しいと思います。

で、一番伝えたい事は、【この記事の内容が絶対正しい!!】とは思わないでください。

という事です。

記事の内容は自信を持って提供していますが、医療の世界は個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

ですので、一つの理学療法士の考えである。と捉えてください。

この記事があなたの役に立てばうれしいです。

では、宜しくお願いいたします。

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1 坐骨神経痛はマッサージで楽になる。

結論から言うと、坐骨神経痛はマッサージで楽になります。

改善の程度には違いがありますが、少しでも改善したという条件であればその確率は高くなるでしょう。

痛みが和らいだ、腰が軽くなった、足が軽くなったなどの効果が期待できるのではないでしょうか。

ここで、今回話題にしているマッサージについて少し解説しておきましょう。

マッサージというと、日本では「按摩(あんま)」や「指圧」というイメージが強いと思います。

ツボという言葉もよく耳にすることがあるでしょう。

しかし、マッサージはこれだけではなくて、西洋の流れのものなどもあります。

細かく言えば、多くの手技が存在します。

今回の記事では大まかにマッサージとしていますが、手技・施術者の考え方や実際の施術方法にかなり違いがあったりします。

ですので、実際施術を受けてみると、合う・合わないという問題が生じることもあります。

このような事もあるのね。

という感じで知っておいてほしいと思います。

次に、坐骨神経痛についてです。

この名称は病名ではなく症状を表すものです。

本質的には、背骨の腰の部分から出ている坐骨神経が、圧迫などを受けることで起こる症状(痛み、しびれなど)を意味しています。

坐骨神経の圧迫は、椎間板やそれから飛び出した髄核(椎間板ヘルニア)、変形した背骨、梨状筋(りじょうきん)などによって引き起こされます。

ここで、坐骨神経痛の原因が筋肉にあるのであれば、マッージが有効なのも理解できるでしょう。

しかし、椎間板や骨が原因であるならば、マッサージをしても意味はないのではないかといった疑問にもなるでしょう。

確かに普通に考えるとそうですよね。

腰の部分の神経が圧迫されているのだから、足を揉んでも効果はないだろうと想像できると思います。

しかし、実際は、マッサージで楽になる事が多いです。

実は、神経が圧迫されると、その神経が支配している末梢の部分(例えば筋肉)にも不具合が起こることがわかっています。

例えば、筋肉の一部が固くなる「硬結(こうけつ)」がその代表例です。

このような末梢の異常は、中枢に対しても影響を与え、痛みなどの不快症状を増強します。

いわゆる悪循環を生じるのです。

このような性質があるため、マッサージによって抹消部分にアプローチした場合でも、結果的に中枢部分にも好影響を与えるということになります。

痛みのある足をマッサージしたのに、腰まで楽になったということが実際に起こるのは、このようなメカニズムが影響しているわけです。

ですので、マッサージは坐骨神経痛を楽にすることができる手法だということができます。

2 楽になるマッサージの部位を紹介

マッサージの効果は奥が深く、効果の感じ方は人によって異なります。

また、どの部位に症状が出ているかによって、最適なアプローチ部位は違います。

ですので、どの筋肉・ツボなどをマッサージすれば一番効果が出るということは言えません。

絶対的な部位はないということですが、一般的にこのあたりをマッサージすれば楽になることが多いということは言えます。

それを紹介していきます。

①背筋(背骨の両側の筋肉など)背中の筋肉です

背筋群、特に背骨の両側の筋肉(脊柱起立筋群)は、姿勢を維持するために常に緊張しています。

坐骨神経痛を発症することでさらに緊張が増し、痛みを起こすことが多くなります。

②殿部の筋肉:おしり回りの筋肉です 

殿筋やその奥にある梨状筋などは、不具合を起こしやすい筋肉です。

腰痛だと思っていたら、実は「殿痛」だったということも少なくありません。

殿筋に筋硬結を生じることは多いですし、梨状筋は坐骨神経痛の原因となることもあります。

梨状筋に原因がある場合は、マッサージの手技によって、根本的な改善を得られる可能性もあります。

また、殿筋の筋硬結に対してのアプローチによって痛みを改善できる可能性はありますので、重要なポイントとなります。

③ハムストリングス(膝の屈筋群)太ももの裏の筋肉です

腿の裏側にあるハムストリングスは、坐骨神経痛によって固くなりやすい筋群です。

常に緊張することで、筋肉の短縮も起こりやすくなりますので、マッサージやストレッチなどが有効です。

マッサージを受けるだけでなく、日頃からストレッチを行うようにすると良いでしょう。

④下腿の筋肉:ふくらはぎの筋肉です

ハムストリングスと下腿三頭筋(主に腓腹筋)は、筋連結を持っていますので、ハムストリングスが固く短くなると同時に、固くなることがあります。また前脛骨筋部は、痛みやしびれが出やすいところなので、マッサージの対象と考えて良いでしょう。

3 マッサージはセラピストの技術の差がめちゃくちゃ大きい

これは、施術をする人間によって、結果も大きく変わってくる。

という事です。

これはマッサージだけに限った事ではなく、全セラピスト業において言える事でしょう。

また、マッサージの知識や技術を持っていな人に揉んでもらっても、気持ちが良いと感じることもあります。

肩を揉んでもらったり、腰を押してもらったりして楽になった経験があるでしょう。

このように、専門知識を持っていない人にしてもらっても、マッサージにはある程度の効果が望めます。

しかし、坐骨神経痛となると、病的な要因が背景にあるため、筋肉の硬結や短縮、緊張の具合などを診ながら施術を行う必要があります。

このあたりで、専門家との差が生じます。

ただのマッサージなら、気持ちいいなぁ。

という感じでしょうが。

病的な症状においてのマッサージの場合は、慎重にならなくてはいけません。

なので、ここで専門性の差が出るといえます。

知識や評価の技術がなく、誰にでも同じような施術を行っているような場合、効果が得られないという結果になることもあるし。

知識と経験が豊富なセラピストによる施術は、効果が高くなると言って良いでしょう。

4 だから、効果がない人も結構いる。という話

なので、坐骨神経痛には、マッサージでは効果がない人もいるよ。

という話です。

セラピストの技術の差によって、効果が変わってくるので。

ここだけ注意してほしいなと思います。

ただ、誤解がないようにお伝えしておきますが、効果がない割合が多いというわけではありません。

むしろ、何かしらの効果を感じる人は多いでしょう。

  • 楽になったなぁとか
  • あ、動きやすくなったとか
  • スッキリしたなぁ・・とか

マッサージで体の変化を感じる人は多いと思います。

ただ、これが、症状が良くなるのかというと、疑問である。

って感じです。

というのも、マッサージを受けてしばらくは良かったが、後でまたもとに戻って、完治しなかった(一時的な効果だった)ということは良くあります。

なので、坐骨神経痛を完治させるためには、マッサージだけでは不十分とも言えるのではないでしょうか。

5 良い治療者をみつける努力が必要かも・・・・。

理学療法士 イワモト
※ 理学療法士 イワモトのつぶやき ※

資格を持っていない家族からマッサージしてもらうこともあるかもしれませんが、業務として行う場合は、やはり専門の国家資格が必要です。

有資格者は、坐骨神経痛などについての専門的な知識を持って施術をしています。

ところが、時に無資格者(または別の資格)によってマッサージ(のような)施術がなされていることもあるみたいです。

これには危険が伴います。

坐骨神経痛は、疾患に由来するものなので(老化が影響するものもありますが)、慎重に治療する必要があります。

マッサージはどこで受けても同じと考えず、知識と経験を備えたセラピストから施術を受けることをおすすめします。

ただ、経験というと年配者のほうが良いという印象があるかもしれませんが、それもそうではありません。

比較的若くても、短期間で技術と知識を習得しているセラピストもいます。

まず、良いセラピストを探すことも重要なポイントになるでしょう。

6 まとめ

今回は、坐骨神経痛に対するマッサージの効果についてお伝えしました。

マッサージは、筋肉のコリや痛みなどに対して行われることが多い手技ですが、坐骨神経痛に対しても実施されることがあります。

施術を受けることで、症状が楽になるといった効果が得られます。

特に症状の出やすい腰部や殿部の筋肉に施すと、効果が高いようです。

マッサージは末梢への刺激ですが、効果は中枢へもおよび、症状を寛解させます。

このようにマッサージは、坐骨神経痛に対して有効なものです。

しかし、この手技はセラピストの技量(知識・経験など)によって、効果が左右されます。

坐骨神経痛に精通したセラピストから受ける施術によって、より大きな効果を得ることが可能となるでしょう。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト

追記・編集:運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林
※ 編集を終えて・最後に ※

マッサージは気持ちいいし、楽に感じると思います。

実際、マッサージってされると本当に楽になるなぁ。

と感じるでしょう。

そんな中で、坐骨神経痛に対して、マッサージは効果的な場合もありますが。

効果が出ない場合もあるのが本当のところです。

坐骨神経痛を治すなら、マッサージだけではなくて。

リハビリや運動療法などを中心に行うのが一番だと思います。

本日も最後までありがとうございました。

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