アルツハイマー型認知症の原因を公開!対策と治療法について

アルツハイマー型認知症について

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※この記事はリハビリテーションの専門家である、作業療法士の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

では、宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介


作業療法士ナカガワ
※ 作業療法士 ナカガワ ※

こんにちわ。

mamotteライターで作業療法士のナカガワです。

認知症の中でも、圧倒的に多いのがアルツハイマー型認知症です。

今回は、アルツハイマー型認知症について話します。

理学療法士平林
で、アルツハイマー型認知症って聞いた事があるけど実際なんなの?

って思いませんか。

認知症の中でも圧倒的に多いのがアルツハイマー型認知症です。

この記事を読んで、アルツハイマー型認知症の特徴や症状を知って、治療や予防に役立てて欲しいと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。

1 アルツハイマー型認知症を知る。

アルツハイマー型認知症を知ろう

アルツハイマー型認知症は、1907年にドイツの精神科医A.アルツハイマー博士により報告され、認知症の中で一番多く約半数を占めています。

男性より女性の割合が高く、患者数は年々増加傾向にあります。

ちなみに、アルツハイマー病とアルツハイマー型認知症の違いについてですが、アルツハイマー病はアルツハイマー型認知症を引き起こす原因となる病気のひとつです。

65歳未満の若い世代に発症します。それに対して65歳以上での発症をアルツハイマー型認知症と分類されます。

1-1 アルツハイマー型認知症の原因はなに?

βアミロイドタンパク質やタウタンパク質が脳に蓄積していき、神経細胞が破壊され脳の働きが低下し萎縮していきます。

記憶を司る海馬という場所から始まり、だんだんと全体が萎縮していきます。

どうしてそのようになるのか、というはっきりとした原因は解明されていないのが現状です

1-2 アルツハイマー型認知症の特徴

初老期以降に発症し、進行は緩やかですが確実に進んでいきます。

出現する主な症状は2つに分類されており、中核症状と周辺症状というのがあります。

【中核症状】

認知機能が低下することによって、記憶力・日付や場所などの見当識・判断や実行力などの能力が損なわれていくことです。

【周辺症状】

現在は行動・心理症状(BPSD)ともいわれています。

怒る・抵抗する・被害妄想を訴えるといった、環境や接し方また本人の性格などの個人因子によるもので、症状の出方にも個人差があります。

1-3 アルツハイマー型認知症の発症過程

潜伏期間があり、人によっては20年というケースもあります。

軽度認知障害と呼ばれる、いわゆる認知症の初期の前駆症状がみられる時期があり、そこから約2~3年で認知症初期に移行すると言われています。

もちろん、すすむスピード・年数には個人差があります。

初期から中期、中期から末期にかけてそれぞれ約2~3年、全体的に見ると約5~15年の経過をたどります。

1-4 経過(初期・中期・末期)

ここでは各期の特徴について説明していきます。

初期

  • もの忘れが出てくる
  • 怒りっぽくなったり意欲や関心が低下してきた
  • 物盗られなどの被害妄想がみられる
  • 身の回りのことにかまわなくなった

などの症状が出てきます。

初期は、家族や周りが「ちょっとしたもの忘れだろう。」と見過ごしたり見落としたりしがちです。

接し方や環境によっては落ち着いて生活することが可能な時期です。

中期

記憶や見当識の障害がすすみます。徘徊がみられることもあります。

日常生活においては、

  • 家計の管理
  • 買い物
  • 家電の扱い方
  • 家事の手順
  • 食事
  • 入浴
  • 着替え
  • 排泄

といった日常全般のことがうまく出来なくなり介護者の負担が増えていきます。

人格の変化も著しくなる傾向があるので、本人も介護者も、混乱してしまったり疲弊してしまうケースが多くあります。

末期

脳の萎縮がすすみ、心身機能がいっそう低下していきます。

コミュニケーションも出来なくなり、寝たきりになるケースが多く、日常生活全般に介助を要します。

自分で食事を飲み込む嚥下機能も低下するので、誤嚥や肺疾患を併発するリスクが高まります。

1-5 アルツハイマー型認知症チェックリスト

公益財団法人認知症予防財団のHPの中に、大友式認知症予測テストというものがありますのでご紹介します。

簡単で誰でも出来るテストです。

質問項目

点数
1

同じ話を無意識に繰り返す

2

知っている人の名前が思い出せない

3

物のしまい場所を忘れる

4

漢字を忘れる

5

今しようとしている事を忘れる

6

器具の説明書を読むのを面倒くさがる

7

理由もないのに気がふさぐ

8

身だしなみに無関心である

9

外出をおっくうがる

10

物(財布など)が見当たらない事を他人のせいにする

[採点法] ほとんどない=0点 時々ある=1点 頻繁にある=2点

評価

0~8点:正常  9~13点:要注意  14~20点:病的(専門医などで診断が必要)

このテストは認知症のごく初期、認知症の始まり、あるいは認知症に進展する可能性のある状態を、老年者(60歳以上)自身が、あるいは配偶者または同居者などが簡単に予測できるように考案されたもの。

公益財団法人認知症予防財団のHPの中に、大友式認知症予測テスト

2 アルツハイマー型認知症の解決のために必要な事はなに?

アルツハイマー型認知症に必要な事は

アルツハイマー型認知症に対する、絶対にかからない方法や治る方法というものは残念ながら確立されていません。

しかし適切に対策を取っていくことによって、進行速度や症状の出方を緩やかにすることは出来ます。

2-1 アルツハイマー型認知症の治療について

おもに薬を使う方法(薬物療法)と薬を使わない方法(非薬物療法)に分類されます。

2-1-1 薬を使う方法

薬物療法といいます。

主要な薬を紹介していきます。

アリセプト

日本では一番古くから使われておりメジャーな薬です。

アルツハイマー型認知症だけでなくレビー小体型認知症にも適用されます。

レミニール
軽度または中等度のアルツハイマー型認知症に適用されます。
メマリー

中等度または高度のアルツハイマー型認知症に適用されます。

アリセプトと併用もされることがあります。

リバスタッチパッチ/イセクロンパッチ

認知症の薬の中で、唯一貼るタイプの薬です。

軽度または中等度のアルツハイマー型認知症に適用されます。

2-1-2 薬を使わない方法

非薬物療法といいます。

様々なアプローチの方法があります。作業療法士や各専門職のもと行われます。

  • 計算や折り紙など手先を使った作業
  • ゲームや運動を用いたレクリエーション
  • 回想法
  • 動物療法
  • 音楽療法
  • 芸術療法
  • 園芸療法

などがあります。

本人の心身状態・性格・環境・生育歴などに合わせてプログラムを作成します。

その人に沿って対応していくこと、すなわち個の尊重がとても大切です。

それによって役割や自己肯定感を感じることができ、感情が穏やかになったり意欲が向上することなどに繋がっていきます。

3 家族の対応ポイント

アルツハイマー型認知症と家族の対応

今まで出来ていたことが出来なくなるので、ご家族にとってはショックで戸惑うこともあるでしょう。

しかしマイナス面ばかりに目を向けるのではなく、残っている機能をいかに活かすかを考え、寄り添って欲しいと思います。

同じ事を繰り返されるとイライラして否定したくなるかもしれません。

しかしご本人にとっては「わかってくれない」「否定された」という負の感情やストレスが溜まっていき、それが問題行動に繋がる場合もあります。

共感するように話を合わせて、うまく気持ちを逸らせるように話題を変えたりしてみてください。

また、認知症のかたは情報処理能力の低下がみられますので、一度に多くの情報が入ると混乱してしまいます。

はっきり・ゆっくり・わかりやすく・目線を同じにして伝え、接するようにしてください。

指示するときも複数のことを一気に言うのではなく、単純なことをわかりやすく提示するようにしてください。

4 予防・進行を抑えるために必要な事

アルツハイマーの予防と進行を抑えよう

基本的なこととして規則正しい生活を送ることが重要です。

バランスの良い食事・適度な運動・早寝早起きなどです。

メリハリのある生活が脳のホルモンの正常な分泌を促したり、血流を良くするともいわれています。

また、楽しみを持ち、外に出たり人と交流することも重要です。

趣味やサークル活動に参加したり、デイケアやデイサービスなど通所型のサービスを利用しても良いでしょう。

5 支援できなくなったらどうしたらいいのか?

アルツハイマーを支援できなくなった

もうどうしていいかわからない・・・そのような状況になると大変です。

抱え込まずに、専門機関に相談をしてみてください。

相談窓口としては各市町村の窓口・保健所・地域包括支援センターなどがあります。

認知症のかたやご家族がより良く生活が送れるように支援する窓口です。

相談し、要支援・要介護認定を受けた場合は各種サービスが利用可能になります。

介護度によって使えるサービスの上限や金額が変わってきます。担当ケアマネージャーとよく相談してみてください。

5-1 デイサービスを利用してみよう

通所介護ともいいます。要支援・要介護の認定を受けたかたが利用できます。

送迎・食事・入浴・レクリエーションなどのサービスを受けることができます。

人と交流でき、心身機能の活性化や生活リズムの安定、閉じこもりの予防やご家族の介護負担軽減にも繋がります。

5-2 デイケアの利用もありでしょう

通所リハビリテーションともいいます。要支援・要介護の認定を受けたかたが利用できます。

送迎・食事・入浴・レクリエーションなど内容はデイサービスと似ているようですが、デイケアはリハビリテーションを受けることが主な目的となります。

リハビリテーション専門職が必置になっています。

5-3 老人保健施設の利用も考慮しよう

要介護1以上のかたが入所できます。

病院と在宅との中間施設で、在宅復帰を目的としてリハビリテーションが受けられます。

医師・看護師・リハビリテーション専門職などスタッフが揃っており医療サポートが充実しています。

在宅復帰を目的としていますので、終身にわたって入所できる施設ではなく、3ヶ月ごとに入退所の判定があります。

6 まとめ

いかがでしたか?

現在高齢社会の日本では、アルツハイマー型認知症の患者数も多くなっています。

それに伴い、専門機関や相談窓口また利用出来るサービスなども昔と比べて充実してきており、選択肢が増えています。

なので、

それぞれに合った対策や対応をしていき、患者さんもそのご家族も笑顔で生活を送ることが出来たら良いなと思います。

執筆者:mamotteライター 作業療法士 ナカガワ

追記・編集:mamotte運営者 理学療法士 平林


 

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