圧迫骨折にコルセットは効果ある?メリットと効かない理由を理学療法士が解説

圧迫骨折とコルセットの効果を説明する

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圧迫骨折にコルセットは効果があるのか。結論は次の通りです。

  • 体幹を固定して痛みを出しにくくし、骨がつながるのを助ける効果が期待できます
  • 一方で筋力低下・柔軟性低下・依存などのデメリットもあり、正しく装着しないと効果は薄れます
  • コルセットをしても痛い場合、装着方法の間違いか依存が原因になっていることが多いです
  • 高齢者はコルセットをした方が良い場合が多いですが、着脱の時期は必ず主治医の指示に従ってください

圧迫骨折にコルセットは効果があるのか?理学療法士の結論

圧迫骨折のコルセットは、正しく装着すれば痛みの軽減と骨癒合の助けになる一方、使い方を誤るとデメリットの方が目立ちやすい「使い方しだいの道具」です。

圧迫骨折の治療では、ほとんどの場合コルセットが処方されます。体幹を固定して背骨を安定させ、偽関節(ぎかんせつ:骨がつながらない状態)の発生や痛みを抑えることが目的で、固定力の高い硬性コルセットが採用されることが多くなっています。

しかし、固定力の高いコルセットを装着した方が必ず回復の成績が良い、という結果にはなっていないようです。固定力の高いコルセットは装着感が悪く、装着方法が守れないといった問題も起きやすいとされます。回復の具合は高齢かどうかなど患者さん側の要因に左右される部分が大きく、コルセットそのものに明らかな効果があるという強い根拠を求めることは、今のところ難しいのが実情です。

だからこそ、メリットとデメリットを理解して正しく使い、必要な時期が過ぎたら外していく。この使い分けが何よりも大切になります。

圧迫骨折でコルセットを使う効果・メリット

コルセットの主なメリットは、「体幹を固定して痛みを出しにくくし、骨がつながるのを助ける」ことと、「安心感によって痛みが和らぐ」ことの2つです。

なお、これらのメリットは常に正しく装着した場合に得られるものです。正しく装着されていない場合は、デメリットの方が多くなる点に注意してください。

メリット1:体幹を固定して痛みを出しにくくし、骨癒合を助ける

圧迫骨折で使用されるコルセットの主な目的は、体幹を固定することです。患部を固定することで痛みを最小限にし、骨折部位をつながりやすい状態に保ちます。

足首の捻挫を想像してみてください。ケガをした部位が固定されずぐらぐらしていると、関節が動くたびに強い痛みを感じます。背骨の圧迫骨折でも同じで、コルセットでしっかり固定することで、背骨が動くことによる痛みを抑えることが期待できます。

また、骨折した骨は腕や足と同じように基本的には自然につながっていきます。ただし圧迫骨折は骨がつぶれた状態なので、つぶれた骨が元の形に再生することはなく、手足のように整復(形を整える)をせず、通常はつぶれた状態のまま骨癒合を待ちます。そのため骨折部位が動きすぎないように保つ必要があり、骨癒合の期間(骨折から2か月ほど)に体幹の固定が不十分だと、骨がつながらずに偽関節になることがあるため注意が必要です。

メリット2:安心感が高まることで痛みが和らぐ

固定性の高いコルセットをしっかり着用すると、努力しなくても体幹が固定されます。不意に体を動かしてしまうことも減り、保護されている感覚から不安が少なくなります。

実は、不安と痛みには関連があります。不安は精神的なストレスとなり、痛みの感じやすさを変化させます(脳内の痛みを感じる物質の変化によって生じていると考えられています)。不安が強くなると痛みを感じやすくなり、不安が解消されれば痛みを感じにくくなる。つまり、コルセットで安心感が高まり不安が減れば、痛みが緩和される効果が期待できるのです。

ただし、この安心感は長期的に使い続けるとコルセット依存につながるため、デメリットにもなります。この点は後ほど詳しく説明します。

高齢者にコルセットが勧められやすい4つの理由

高齢者がコルセットをするのは、一言で言えば「痛みを悪化させないため」で、年齢を重ねるほどその必要性は高くなります。主な要因は次の4つです。

  1. 体幹をしっかり固定して痛みを出さないようにする:高齢者は体幹の筋肉が弱くなっているため、自分の筋力で体幹を固定するのが難しくなります。コルセットが体幹固定の補助の役割を担います。
  2. 悪い姿勢の改善:年齢とともに姿勢は悪くなりがちです。コルセットで姿勢を保つことが一つの手段になります。
  3. 過剰な動作の抑制:禁止動作への理解が十分でないことがあります。深くお辞儀をするような前かがみや、腰を不意にひねるなど、背骨に負担のかかる動作を制限するために使います。
  4. 骨粗鬆症などによる再骨折や悪化の予防:体幹を固定することで、骨折部位の悪化や他の部位の再骨折を予防します。

このような理由から、高齢者ではコルセットをした方が良い場合が多いと言えます。ただし、着ける位置を間違えないことと、依存しないことが前提です。

圧迫骨折のコルセットのデメリット8つ

コルセットのデメリットは、暑い・苦しい・効果がわからない・邪魔・筋力低下・柔軟性低下・依存・根拠が曖昧、の8つです。順に説明します。

圧迫骨折において、コルセットのメリットを紹介
圧迫骨折のコルセットは自己管理が重要だという話。

デメリット1:暑い

市販のものはメッシュ素材など通気性の良いものでも暑い場合があります。圧迫骨折用の硬性コルセットはプラスチック素材で作られているため、さらに暑くなります。

デメリット2:苦しい

コルセットは緩く装着すると効果が得られないため、しっかり装着する必要があり、一般的には苦しいと感じることが多いです。胸郭を圧迫されることによる息苦しさや、強く動きを制限される苦しさがあり、痛みは緩和されるけれど苦しさは我慢する、というやんわりとした矛盾が起きることもあります。

デメリット3:効果がわからない

装着すれば痛みがぴたりと消えるわけでもなく、短期間で完治するわけでもないため、治療に効果があることは実感しにくい部分があります。大切な効果があっても実感できないことで、装着のモチベーションが下がってしまうことがあります。

デメリット4:邪魔

内側の皮膚がかゆくなってもかくことができず、コルセットが当たって痛くなることもあります。今までできていた動きができなくなり、外す機会があるときは結構な置き場所も必要になります。

デメリット5:体幹の筋力が低下する

コルセットを装着すると、体を前に曲げたり後ろに反らしたりといった動作ができなくなります。その結果、腹筋や背筋など体幹の力を使わなくなり、筋力低下につながります。筋力低下は姿勢の悪化にもつながります。

デメリット6:体幹・股関節の柔軟性が低下する(可動域制限)

コルセットは体幹の動きを止めるので背骨の関節の動きが少なくなり、体幹固定の影響で股関節の動きも小さくなりがちです。関節の動きが少なくなると、筋肉が短縮したり、靭帯・関節包などの組織が柔軟性を失ったりして可動域制限が生まれ、腰や股関節を動かすと痛みが出てしまう可能性があります。

デメリット7:依存をつくってしまう

コルセットは安心感を与える一方で、表裏一体でコルセット依存へ導くことがあります。一般的にコルセットは骨折後2〜3か月程度装着すると言われ、その時期を過ぎれば装着する必要はありませんが、安心感に慣れてしまうと外せなくなることが多々あります。依存は筋力低下や柔軟性低下を悪化させる危険性もあるため、依存させないように誘導する方が良いと言えます。

デメリット8:効果の根拠が曖昧・微妙

先に触れた通り、効果があるという報告もあればないという報告もあり、コルセット自体に明らかな効果があるという強い根拠は求めにくいのが実情です。

圧迫骨折でコルセットをしても痛い・効かない理由

コルセットをしても痛みが取れない理由は、主に「使い方(装着方法)を間違えている」か「コルセットに依存するマインドになっている」かの2つです。

理由1:そもそもコルセットの使い方を間違えている

コルセットを当てる位置は人によって若干変わり、ベルトの位置がちょうど良い人もいれば、ベルトより下がった位置が良い人もいます。「痛みが楽になると感じる位置」に装着できていなければ、痛みは出やすくなります。コルセットは背骨の動きを制限するためのものなので、装着方法を間違えると背骨が動いてしまい、骨折部分がぐらぐらして痛みが出ても不思議ではありません。

また、病院で処方される多くのコルセットは固定性を高めるために硬い素材でできており、窮屈で装着感が悪く、当たって皮膚に痛みを感じることもあります。そのため、緩めに装着するなど勝手に楽な使い方をしてしまうと固定力の効果が薄れ、最悪の場合は偽関節になり、慢性的な腰痛を起こすことも少なくありません。

理由2:コルセットに依存するマインドになっている

一度コルセットの安心感を感じると、そこから離れることが難しくなります。痛みが少しでも楽に感じると「コルセットがないと痛みが起きるのが怖い」という状態になり、依存につながります。

依存ができてしまうと、長期的には、コルセットをしていても痛みを感じる状態に変化してしまうことがあります。コルセットで腰を固定しても、腰の根本的な原因が解決していなければ痛みは起きるからです。「コルセットをしているのに、なんで腰が痛いの?」という不安が高まり、依存だけが残ってしまう。コルセット依存は、長期的には腰痛の悪化につながる可能性があることを理解しておいてください。

背骨はもともと固定しにくい部位である

コルセットの使い方が間違っていると痛いのは、ある意味で当然です。

手の指の骨折なら、折れた指だけを部分的に固定すればよいこともあります。しかし背骨は小さな骨(椎骨)が連結して成り立っており、圧迫骨折が一か所でも、その部分(上下合わせて3個の椎骨)だけを固定する現実的な方法がありません(手術をすれば可能ですが)。背骨の動きを止めるには、さらに大きな範囲を外側から支える必要があり、大型で硬いコルセットで固定するしかないのです。

正直なところ、正しくしっかり装着していても、コルセットの内部で脊柱は多少動きます。それほど固定が難しい部位なので、正しく装着することは最低限必要なことであり、装着法を間違っていれば痛いのは当然と言えます。

コルセットが当たって痛いときは遠慮せず修正してもらう

病院で作る圧迫骨折用のコルセットは、石膏で採型して製作するオーダーメイドです。ぴったり合っているからこそ固定性や装着性が良いものになりますが、しばらく使用すると皮膚に痛みが出ることがあります。そこはオーダーメイドの良いところで、義肢装具士の方に不具合を伝えると、状態を確認のうえ手直しをしてもらえます。硬性コルセットとして使用した後、硬い部分を取り外して軟性コルセットとして使えるように工夫されたものもあります。

皮膚の痛みを理由に装具を緩めてしまうと本来の固定力が得られません。痛みや違和感を感じたら遠慮せず伝え、あなたが一番楽に感じる状態を目指しましょう。

高齢者に有効な圧迫骨折のコルセットの選び方:処方品と市販品

効果的なコルセットは人によって違い、処方品でも市販品でも、納得して正しく使えるものであれば効果が期待できます。

病院で処方される場合は、腰の型を採型してオーダーのコルセットを作ることがほとんどですが、医師に処方されたコルセットでなくても、市販品にそれなりの効果があるものもあります。コルセットの種類ごとの違いはコルセットの種類の記事でも解説しています。

市販のコルセットのメリット

市販のコルセットには、病院で作るものと比べて次のようなメリットがあります。

  • 医師の処方が要らず、注文して1〜3日(その場で購入できることも)ですぐ使える(病院のコルセットは採型から完成まで1週間程度)
  • 採型料(病院では7,000円ほど)がかからず、保険の償還手続きも不要
  • 数千円からと価格がリーズナブル(オーダー品は4〜5万円。後日手続きをすれば保険負担割合に応じた額の償還は受けられる)
  • 軽い(病院で作るコルセットはタイプによるが700g〜1kg)
  • 装着感がソフトで蒸れにくい(硬性コルセットはプラスチック素材で硬く、蒸れやすい)
  • 柔軟性があり体型にフィットしやすい(硬性コルセットは体型が変わるとフィットしなくなり、修正もしにくい)
  • 固定力・サポート力、すべり止め、動作を妨げない形状など、工夫されたものがある

楽で便利、何よりも面倒でない、というのが市販品の魅力です。

コルセットのメリットとデメリットを紹介する

市販のコルセットのデメリット

  • 病院で作る硬性コルセットに比べると固定力が低い(病院で作る軟性コルセットとは大幅に異なることはない)
  • 修理や調整などのアフターサービスの面で不利な場合がある(病院のコルセットは義肢装具士による修正や修理が可能)
  • 使ってみないと効果がわからない(これはすべてのコルセットに言えることですが)

なお、固定力がガチガチに硬くても悪化することはあるので、固定力だけで良し悪しは決められません。一方で、何も考えられていない市販品は固定性も機能もなく意味がない場合もあるため、痛みの軽減のために設計されたものを選んでください。

コルセットのデメリットを紹介

自分で納得して選ぶことが理想

コルセットの選択肢には「病院にお任せ(医師が硬性・軟性を決める)」「病院で硬性・軟性コルセットを作る」「自分で準備する」がありますが、実際にはほとんどがお任せになるでしょう。医師に勧められた処方は断りづらいですし、それで良くなる人もいるので否定するものではありません。

ただ、どのコルセットにせよメリット・デメリットの説明を受けて、納得したうえで選ぶのが理想です。よくできた市販のコルセットも多くあり、医師が処方するコルセットの効果も高いと思いますが、選択の余地はあってもいいと考えています。どんなコルセットを使うにしても、必ず主治医に相談したうえで決めてください。

圧迫骨折のコルセットはいつまで?装着期間と外し方の考え方

コルセットの装着期間は一般的に2〜3か月と言われますが、個人差が大きく、着ける時期・外す時期は主治医の指示に従うのが大前提です。

装着期間は、もともとの骨の状態や折れ方、痛みの感じ方などで大きく変わります。期間の目安の詳細は、圧迫骨折でコルセットの装着期間はいつまでかの記事で解説しているので、そちらを参考にしてください。

ここでは「外し方」のポイントだけ簡潔にお伝えします。

  • 外してよい時期が来ても一気に外す必要はなく、着けていない時間を少しずつ長くする
  • コルセットを締め付ける強さを少しずつ弱める
  • 最初は「withコルセット」、少しずつ「withoutコルセット」へ移行する

痛みを改善して活動的な生活を取り戻すには、体幹の筋力や柔軟性を改善しながら全身の機能を高めていく必要があり、そのためにもコルセットに頼りすぎないことが大切です。

コルセットはあくまで補助:自己管理と依存しない意識が効果を決める

コルセットの効果を得られるかどうかは、正しい装着を自分で管理できるか、そしてコルセットに頼りきらない意識を持てるかで決まります。

正しい装着を自分で管理する

正しい装着を常に心がけていないと、コルセットの効果は激減します。正しい装着位置を把握して修正を心がける人もいれば、コルセットの上下をわかっていない人もいます。現場では「これでは着けている意味がない」と感じることは一度ではありません。医療スタッフは接するたびに修正を試みますが、いつもできるわけではなく、最終的には本人がしっかり管理する必要があります。

さらに、コルセットだけで完璧に体幹が固定されるわけではなく、体幹をひねらないなど意識して動きを制限することも必要です。こうした管理ができる人は、極端に言えばコルセットは不要とも言えます。意識せずにただ着けるだけでは効果は得られません。

コルセットは「緊急時のブレーキアシスト」のようなもの

コルセットは、自動車の緊急時ブレーキアシストシステムのようなものです。自分でブレーキを踏めない(体幹のコントロールができない)ときに、代わりにブレーキをかけて(体幹の動きを制限して)くれます。寝ているときの無意識の動きを制限したり、日中の不意な外力から守ったりする働きです。

しかし、これはあくまで補助で、ブレーキは基本的に自分で踏む必要があります。体幹の動きにブレーキをかけるのは能動的(意識的)な筋肉の活動であり、筋力によるブレーキはコルセット以上に背骨を固定してくれます。骨がつながるまではコルセットの力も借りる必要がありますが、骨がつながった後は、自分の筋活動で体幹をコントロールすることが理想です。

使い始めから「最終的には外す」前提で使う

コルセットに依存する人は非常に多く、むしろ依存しない人の方が少ないくらいです。痛みがあるときにコルセットで楽になれば、外すのが怖くなるのは当たり前だからです。だからこそ、使い始める時点で「コルセットは最終的には使わないもの」という意識を持っておくことが大切です。使うべきタイミングと外すべきタイミングの使い分けを身につければ、コルセットに頼らなくても腰の痛みを軽減できる可能性は高くなります。

コルセットの使用がダメだと言っているわけではありません。ただ、圧迫骨折の初期はほとんどの場合コルセットが処方され、それが当たり前になっていく中で、コルセットをしない方が楽になる人も意外と多い、という事実も知っておいてほしいと思います。

すぐ医師に相談すべきサイン

次のような症状がある場合は、コルセットの調整で様子を見るのではなく、すぐに主治医や医療機関に相談してください。

  • 足のしびれや、足に力が入らない感じがある
  • 排尿・排便の異常(出にくい、漏れる、感覚がない)がある
  • 痛みが強くなってきた、または長引いて改善しない
  • 発熱を伴う
  • 新たに転倒した、または新しい痛みが出た

これらは圧迫骨折の悪化や別の問題が隠れている可能性があるサインです。自己判断せず、医師の診察を受けてください。

よくある質問

Q. 圧迫骨折のコルセットは本当に効果がありますか?<br>A. 体幹を固定して痛みを出しにくくし、骨がつながるのを助ける効果や、安心感による痛みの緩和が期待できます。ただし効果の有無は報告が分かれており、正しく装着できているかどうかで効果は大きく変わります。

Q. コルセットをしているのに腰が痛いのはなぜですか?<br>A. 装着位置や締め方が合っていない(緩めに着けている)か、コルセットに依存して根本的な原因が解決していないことが主な理由です。当たって痛い場合は義肢装具士に修正してもらえます。痛みが強くなる・長引く場合は主治医に相談してください。

Q. 高齢者は市販のコルセットでも大丈夫ですか?<br>A. 痛みの軽減のために設計された市販品であれば、効果が期待できるものもあります。軽くてソフト、すぐ使える、安いといったメリットがある一方、硬性コルセットより固定力は低く、アフターサービスで不利な場合があります。どれを使うかは主治医に相談したうえで決めてください。

まとめ:圧迫骨折のコルセットは効果を理解して上手に使おう

  • コルセットは体幹を固定して痛みを抑え、骨癒合を助け、安心感を与える効果が期待できる
  • 暑い・苦しい・邪魔・筋力低下・柔軟性低下・依存などのデメリットもあり、強い根拠があるわけではない
  • コルセットをしても痛い主な理由は「装着方法の間違い」と「依存」。当たって痛いときは遠慮せず修正してもらう
  • 高齢者は体幹筋力が弱いためコルセットをした方が良い場合が多いが、納得して正しく使えるものを選ぶ
  • 装着期間は一般的に2〜3か月と言われるが個人差が大きく、着脱の時期は必ず主治医の指示に従う
  • コルセットはあくまで補助。使い始めから「最終的には外す」前提で、少しずつ離脱していく
  • 足のしびれ・排尿排便の異常・痛みの増悪・発熱・新たな転倒があれば、すぐ医師に相談する

コルセットはメリットもデメリットもある道具です。両方を理解したうえで正しく使えば、圧迫骨折の痛みの軽減に役立てることができるでしょう。


※この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を行うものではありません。コルセットの使用・着脱の時期は必ず主治医の指示に従い、症状が続く場合や不安がある場合は医療機関を受診してください。

この記事を書いた人・編集した人
理学療法士 イワモト
執筆:理学療法士(PT)イワモト
1990年から救急病院で理学療法業務を開始。脳血管疾患・整形外科疾患のリハビリを中心に、特別養護老人ホームでの機能訓練指導員・介護業務も経験。臨床経験30年以上。
理学療法士 平林康平
編集・運営:理学療法士(PT)平林康平
2009年理学療法士免許取得、臨床経験17年以上。整形外科クリニック・老健・デイサービス・訪問リハ・障害福祉分野で勤務。腰痛・首痛・しびれなど痛みの治療が専門。マッケンジー法 Credentialed MDT(国際認定)。
mamotteの記事は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の国家資格を持つリハビリテーションの専門職のみが執筆・編集しています。臨床での経験に基づく内容ですが、治療法の感じ方には個人差があり「唯一正しい方法」は存在しません。一人の専門職の意見として、ご自身の体の反応を確かめながら参考にしてください。 ▶ 執筆者プロフィール・国家資格証はこちら
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mamotte運営者。理学療法士(2009年免許取得・臨床経験17年以上)、マッケンジー法 Credentialed MDT認定。整形外科クリニック・老健・デイサービス・訪問リハ・障害福祉分野で勤務し、腰痛・首痛・しびれなど痛みの治療を専門としています。mamotteの記事は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の国家資格者のみが執筆・編集しています。

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mamotte運営者。理学療法士(2009年免許取得・臨床経験17年以上)、マッケンジー法 Credentialed MDT認定。整形外科クリニック・老健・デイサービス・訪問リハ・障害福祉分野で勤務し、腰痛・首痛・しびれなど痛みの治療を専門としています。mamotteの記事は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の国家資格者のみが執筆・編集しています。