腰椎椎間板症って、運動していいの?どうしたら治るのかも紹介

腰椎椎間板症は運動ありか?

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※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士2名の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

是非、宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介


理学療法士 イワモト

皆様こんにちは。

mamotteライター理学療法士のイワモトです。

腰が痛くで、受診したら「腰椎椎間板症(ようついついかんばんしょう)ですね」と診断された方も多いのではないでしょうか?

で、腰椎椎間板症ってなに?と疑問に感じてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。

腰椎椎間板症は、原因不明な腰の痛みとして、診断される事が多い病名です。

腰の検査をしても原因が見つからない場合に良く診断されます。

腰が痛いのに、原因がわからないってどういう事・・?

みたいに思うかもしれませんが、腰痛には原因がわからないこともあるのです。

しかし、だからといって、その腰の痛みが治らない。

というわけではありません。

原因がわからなくても、その腰の痛みは消える可能性は大いにあるのです。

その為には、ある程度の運動が必要になります。

腰を動かす運動をしたり、走ったり、スポーツをしたりするのも有効です。

そこで、今回は、腰椎椎間板症と運動について。というテーマで話していきます。

この記事を読むメリットは、

  • 腰椎椎間板症は運動する方が治りやすい。という事がわかる
  • 腰椎椎間板症でも、腰の痛みは改善する人はいる。と安心できる
  • 腰椎椎間板症について知れる

といった3つがあります。

是非、最後まで読んで参考にしてほしいと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。

1 腰椎椎間板症の時は運動しても大丈夫なのか?

同じ腰椎椎間板症という診断名がついた場合でも、運動して良い場合と運動してはダメな場合があります。

1-1 運動して良い場合

運動して良い場合

  • 医師から許可されている
  • 安静時の痛みがない
  • 運動時に痛みがないか、あっても痛みが出るポイントが限られている
  • 運動直後に痛みが強くならない
  • 運動の翌日に痛みが強くならない
  • 痛みの出ない運動種目に限定して行う

腰椎椎間板症の診断を受けても、医師から運動の許可が下りていれば運動しても良いでしょう。

ただし、症状の変化には注意しておいてください。

診断は受けたけど、運動の可不可についての説明を受けることができなかった場合などは、痛みの症状を見ながら決めましょう。

基本的に運動によって明らかに痛みが強くなる場合、その運動は避けた方が良いです。

スポーツの場合、身体の多くの動きを伴いますので、痛みを出す可能性も大きくなります(通常スポーツは腰椎にかかる負荷が大きくなることが多い)。

なので、

負荷の軽いスポーツを行うなどして、どの運動であれば腰痛が悪化しないのかを見極めましょう。

痛みを我慢してしまうのは、腰の痛みを悪化させてしまう恐れがあるので注意しましょう。

1-2 運動してはダメな場合

運動してはダメな場合

  • 医師から禁止されている
  • 安静時の強い痛みがある
  • 運動時に常に痛みがある
  • 運動直後に明らかに痛みが強くなる
  • 運動の翌日に痛みが強くなる

医師から禁止された場合は、しばらく運動は中止して通院し、許可が下りてから開始しましょう。

自分で判断する場合は、痛みが指標となります。

運動によって痛みが強く起こる場合は、とりあえず中止します。

痛みの出ないストレッチや、腰部に関係のない部位の筋トレなどであれば行っても良いでしょう。

エアロバイクや水中ウォーキングなど、腰椎に負荷のかかりにくい運動であれば痛みが出ない場合もありますから、運動内容に工夫してみることも必要です。

椎間板の損傷が強い場合、無理をすると椎間板内部の髄核(ずいかく)が飛び出してくることがあります(椎間板ヘルニア)。

足にしびれや痛みが生じる(坐骨神経痛)症状が出現したら、椎間板症が進行していると考えられますので、運動は中止してMRIの検査を受けることをお勧めします。

2 そもそも、腰椎椎間板症ってなに?

変性と損傷によって起こる椎間板の障害を腰椎椎間板症といいます。

脊椎の弯曲

通常痛みだけの症状が多いです。

腰椎は背骨の腰の部分にあって、通常5つの骨(椎骨)からなります。

それぞれの椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションの役割を果たす円盤状のものが挟まっています。

この椎間板は10代から老化が始まり、変性(弱っていく)していくと言われています。

この変化に加えて腰椎には動作によって大きなストレスがかかっているため、損傷が起こることがあります。

で、結果的に椎間板に亀裂が入ったりするのです。

椎間板の表面には痛みを感じる神経があるため、椎間板が損傷すると痛みを感じます。

これらが腰椎椎間板症いわれています。

椎間板自体は自然修復が困難な組織であるという特徴があり、進行すると椎間板ヘルニアを起こすこともあります。

また、他には検査をしても、腰に原因がみあたらない場合に。

椎間板になにかしらの原因(影響など)があるでしょう。

という予想から、【腰椎椎間板症である】と診断されてしまう場合もあります。

ですので、腰椎椎間板症である。

と診断されても、不安になる必要はないのではないかなぁと思う次第です。

3 腰椎椎間板症と診断されても、腰痛が完治する人は沢山いる

椎間板自体の自然修復は困難ですが、さらなる椎間板の損傷を防止して、損傷部位の炎症を収束させれば炎症性の疼痛は改善します。

したがって、椎間板に対する負荷を軽減させることで腰痛を治すことが可能である。と言えます。

しかし、

一時的に休めば痛みは治まることが多いですが、再び同じ生活を始めると、そのうちにまた同じような腰痛に見舞われることが多くあります。

したがって完治(腰痛のみ)させるためには、再発させないような取り組みが必要と言えます。

体幹、下肢の筋力強化、動作・姿勢の改善など腰部に関連する部分を見直していきます。

4 原因不明な腰痛の場合に、使われる診断名である

腰椎椎間板症は原因不明な場合に、良く診断されます。

検査をしても、原因が見つからない場合に、椎間板になにかしらの影響がある。

というのを推測した上で、腰椎の椎間板の症状である。

という事から、【腰椎椎間板症】という診断をされるのです。

まぁ、そもそも、腰痛は原因がわからない場合が多いので。

このように診断を下すしか他にない。

というのも言えますが。

では、腰痛の検査についてご紹介しておきます。

通常レントゲン撮影をおこないます。

レントゲン写真には骨が白く写りますので、椎骨(背骨の一部)はよく見えます。

椎骨と椎骨は離れて見えますが、ここに椎間板が挟まっています。

この隙間が狭くなっている部位があれば、椎間板がつぶれていることが予想できますが、椎間板の細かな傷までは見ることができません。

MRIで撮影すると、椎間板の存在が明確になります。

押しつぶされて水分が減少した椎間板は黒っぽく写っています。

このような方法では、脊髄の様子までわかりますので、神経が圧迫されていないかという部分まで見ることができます。

坐骨神経痛など、神経症状があればMRIまで撮影することも普通ですが、症状が腰痛のみの場合、MRIまで行うことは少ないでしょう。

出典:日本脊椎脊髄病学会

MRI撮影は通常予約が必要なことが多く、費用的にも5,000円程度余計に必要となります。

このような理由から、症状が腰痛のみの患者さんに、全てMRIを実施することは現実的には行われていません。

希望すれば撮影してもらえるとは思いますので、腰椎の状態を詳しく知りたい方は医師に相談すると良いでしょう。

さらに椎間板を診断する検査に、椎間板造影検査がありますが、MRI以上に行われることの少ない検査です。

椎間板の中に造影剤を入れて撮影しますので、椎間板に亀裂がある場合などは造影剤が漏れ出てきますので、発見することができます。

注射器での造影剤の注入(痛みを伴う)や費用などを考えると、重度の腰痛でなければ行われることはほとんどないと言えるでしょう。

時間と費用をかけ、苦痛に耐えて椎間板の異常を見つけたとしても、その後の治療は基本的に多くの場合同じ(例外あり)なので、そこまでする必要がないという理由もあります。

腰痛の多くは原因不明と言われていますが、その理由として、通常の検査では発見されないところに異常があるということがあるでしょう。

椎間板に問題があると腰痛の症状が出る可能性が高いことを前提に、レントゲン写真上では骨に異常が認められず、筋肉などの組織にも原因がない場合。

また、上体の前屈などで痛みが増強する場合などでは「椎間板に問題がある可能性が高い」と考えることは合理的です。

このような理由から、一般的な腰痛の診察では原因が突き止められない腰痛に対して、「腰椎椎間板症」という診断名がつけられることが多いのではないかと推測します。

5 腰痛症から腰椎椎間板症へ

理学療法士 イワモト

厚生労働省の統計を見てみると、平成8年から平成26年の間に、椎間板障害の総患者数は約6万人増加していますが、腰痛及び坐骨神経痛は11万人減少しています。

 

総患者数

疾患名(症状名)

平成8年

平成26年

椎間板障害

約35万人

約41万人

腰痛及び坐骨神経痛

 約42万人

約31万人

出典:厚生労働省「平成26年患者調査」

若干ですが、違和感のある統計結果です。

椎間板障害が増えているのであれば、腰痛の数も増えるのでは? と、単純に考えてしまいます。

勝手な推測ですが、診断名が変化していったのではないかと思っています。

平成初期頃までは診断名に腰痛症などの診断名がついていたように記憶しています。

原因不明の腰痛に対して便宜上「腰痛症」という診断名がつけられていたようです。

腰痛症はそもそも症状名です。

時代の流れで、カルテに記す病名は症状名を書いてはいけない旨の指導が行われることもありました。

腰痛症から椎間板症などへ診断名の変更が進んだのではないのかと想像しています。

現代では症状名ではなく、病名(疾患名)が基本となっていますので、腰痛や坐骨神経痛という症状名は統計上少なくなっていくのかもしれませんね。

6 まとめ

今回は腰椎椎間板症と運動について、また腰椎椎間板症の診断が多い理由などについてお伝えしました。

腰椎椎間板症と診断されたからと言って、全て運動は禁止というわけではありません。

痛みの程度や、運動の種類によっては可能な場合があります。

できる限り腰椎に負担のかかりにくい運動を選択し、徐々に運動を増やします。

実施する場合は腰痛の悪化がない範囲で注意深く行う必要があります。

腰椎椎間板症が悪化すると、腰椎椎間板ヘルニアへ移行してしまうことがあります。

そうなると手術の必要性が生じる場合もありますので、進行させないことが重要なポイントとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様のご健康をお祈りいたします。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト
追記・編集:運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林

※ 編集を終えて・最後に ※

腰椎椎間板症と診断されても腰の痛みが無くなる人は多くいます。

なので、まず、不安になる必要はないでしょう。

というのも、腰の原因は沢山あります。

全てが腰に影響ある。

というわけではありません。

  • 姿勢が悪いだけで、腰に痛みが起きる
  • 同じ姿勢を長時間とっているだけ腰に痛みが起きる
  • ストレスを感じると腰に痛みが起きる

など。

腰痛の原因沢山あります。

その中で、検査をしても原因がみつからなかったから、【腰椎椎間板症】と診断されただけなのです。

という事で、そんなに不安になる必要はありません。

是非、この事を忘れないで欲しいなと思います。

腰椎椎間板症と診断されても、不安になる必要はない。

あなたの参考になれば嬉しいです。

本日も最後までありがとうございました。

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