腰痛の治し方について、理学療法士の視点から考察してみた

腰痛の治し方についてPTの視点より

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理学療法士 イワモト

こんにちは。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。

腰痛って辛いですよね。

腰が痛い時って、あなたはどうしてますか?

2,3日で治るだろう・・・と思って放置したりしてませんか?

痛みがちょっとくらい我慢できる程度あれば、放置しちゃいますよね・・

でも、そのまま放置してしまうと、悪くなってしまうかもしれません・・・


※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士2名の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介


理学療法士 平林

腰が痛くてどうしようもない!

もうどうすればいいのかわからない!

助けて欲しい!!!

腰の痛みで辛いと、こんな気持ちになりませんか?

  • 慢性的な腰痛で生活するのがやっと
  • ちょくちょく腰が痛くなって、毎日を楽しめない
  • いつも腰が重い、だるい
  • なんか、腰に違和感を感じている
  • 腰の痛みでやる気がでない、起きない

などと。

腰に痛みや不安を抱えている人は多く、沢山の人が悩まされています。

この腰痛の不安を解決させるにはどうすればいいのでしょうか。

腰痛は、それぞれ治る速さや具合が違います。

あなた自身に適している腰痛の治し方を見つけなくてはいけません。

そこで、今回は、【腰痛の治し方】について理学療法士の視点から考えてみました。

この記事を読めば、

  • 自分に適した腰痛の治し方について知れる
  • 腰痛の治し方を知って、辛い腰痛からおさらばできる可能性がある

といった2点のメリットがあります。

最後まで読めば、腰痛で苦しんでいるあなたにとって、参考になると思います。

是非、一読してください。

では、本日もよろしくお願いいたします。

1 腰痛の治し方にはどんな方法があるのか?

ここでは、主に病院やクリニックなど、医師によって行われる治療法をご紹介します。

腰痛の原因は様々であり、治療法もそれぞれ異なります。

痛み止めで様子をみる程度から、椎間板ヘルニアなどの手術が必要な場合まで。

治療の方法には大きな幅があります。

今回は、腰椎椎間板ヘルニアのように診断が確定している腰痛を除いて。

画像検査(レントゲン、MRIなど)で、特に異常が見つからない腰痛についてお話していきます。

で、原因が分からない腰痛は一般的に「腰痛症(ようつうしょう)」と呼ばれます。

腰痛は、国内で2800万人がなっていると言われており、そのうち原因の分からない「腰痛症」は、85%に上るとの報告がありました(2013年、厚生労働省研究会調べ)。

このことから、原因の分からない腰痛症がかなり多いことが分かります。

腰痛症は正式な病名ではありませんが、病名が特定できない腰痛の症状がある場合に用いられる名称です。

検査をしても異常が見つからない腰痛の場合は、症状に応じての対処することが多いでしょう。

では、これより具体的な治療法について紹介していきます。

1-1 まずは投薬について

まずは投薬になります。

痛みや炎症を抑える、解熱鎮痛消炎剤がよく処方されます。

ロキソニン、ボルタレンなどが有名でしょう。

ボルタレンの成分が入った塗り薬などもあり。

よく「湿布」とよばれる張り薬も処方されると思います。

筋の緊張を緩和する鎮痙剤も比較的多く処方されます。

その他、精神的なストレスが原因と考えられる場合や痛みで眠れないなどの時には、精神安定剤や睡眠鎮静剤などの薬が処方されることもあります。

これは、『あなたの腰の痛みは身体機能には問題がないので、精神的な部分が原因で腰痛になっているのでしょう』という、考えの元、精神安定剤などが処方されやすい一面があります。

通常2週間程度を目安に処方され、様子を見ることが多いと思います。

しかし、痛みが長期に及ぶときは、さらに処方が継続されることも多いでしょう。

また、これらの薬ではなく、直接麻酔薬を注射する方法もあります。

ブロック注射などと呼ばれていますが、ペインクリニックなどで行われることが多いです。

痛みのある部位や痛みを起こしていると思われる部位へ、直接麻酔薬などを注射する方法です。

参考にしてほしいです。

1-2 リハビリテーション(運動・物理療法)をしよう

投薬以外では、リハビリテーションでの運動療法や物理療法などがあります。

腰痛と身体状態を評価して、適した運動の指導や日常生活動作などの指導を行います。

必要に応じて徒手的療法を取り入れます。

また、ホットパック、電気治療などの物理療法を用いて疼痛の軽減などを行います。

ただし、リハビリテーションを行う為には、適応となる疾患が決められています。

なので、腰痛症のみでリハビリテーションを受けることはできないのです(別に診断名が必要です)。

つまり、腰痛症は診断名ではないので、医師から、腰椎椎間板症(ようついついかんばんしょう)といったような診断名が必要になるのです。

まぁ、必ず診断名はつくので、気にする必要はありません。

また、それ以外にコルセットなどが処方されることもあります。

コルセットを使用することで、腹圧を上昇させ、腰椎を安定化させることができます。

それで痛みを抑える。という考えもあります。

しかし、コルセットは長期的の使用は避ける方がいいです。

というのも、コルセットが当たり前になってしまうと、コルセットに依存しなくてはいけない生活になるからです。

コルセットに依存した生活は辛くなるだけです。

なので、この部分は気を付けておくべきでしょう。(コルセットがいけない訳ではありませんので、普通に使用するのは良いと思います。)

2 腰痛の治療には正解がない

現在の医学では腰痛の原因がはっきりわからないため、確実に治る!100%良くなります!

という治療法は存在しません。

さらに、どんな治療法にも正解や間違いはないのです。

Aさんに効果のあった治療方法でも、Bさんには効果がない。しかし、Cさんには効果がある。

Bさんに効果のあった治療方法は、Dさんには効果がある。

なんていう事例は沢山あります。

ですので、

腰痛の治し方は千差万別であり。

適している・適していない。という選択肢があるのです。

つまり、あなた自身に適した治療方法が正解であって、自分に適した治療方法を見つけなくはならない。

という事です。

じゃぁ、どうすればいいのかというと、試して、効果を判定するしかありません。

治療を行ってみて、効果判定をする。そして、自分に適しているのか、どうか?を判断する。

という流れしかないのです。

もう、これは試して、みつけていく他ありません。

なので、、自分自身に適した治療方法を見つけるまでに長い期間を用してしまう場合もあるでしょう。

でも、このようい諦めないでみつける人こそが、辛い腰痛からおさらばできる人間である。

と思うわけです。

参考にしてほしいと思います。

3 腰に異常がない事もある

腰痛の原因は分からないことがほとんどです。

8割りが原因不明と言われています。

その中で、理学療法的に深く探っていくと腰以外に異常を見つけることがあるのです。

例を挙げると。

【脚の長さの違いによって、腰痛が発症するパターン】

→ これは、左右の脚の脚長差によって、姿勢が偏ってしまう事に起きます。

そうなると、アライメント(骨配列)が崩れてしまい、使う筋肉と使わない筋肉の差が生じてしまいます。

その結果、腰への負担が増えてしまい、最終的に腰に痛みが発症しまう。

といった流れです。

では、対処として、脚の長さが違う場合は踵の高さを高くしたり、インソールを入れてみたりする方法があります。

筋力のアンバランスについては、偏り過ぎない事を意識した生活を送るようにする事と筋トレをする事です。

これらの他ありません。

で、靴の加工や筋力のアンバランスに対しては筋力増強訓練を実施したりします。

また、腰痛と感じていた場合でも、実は別の部位に痛みが強かったということもあります。

それは、殿部の筋に異常(硬結・こうけつ、など)がある、臀部痛であったり、仙腸関節に問題があったりと。

このように原因の分からない腰痛は腰に異常がない場合も多々あるんです。

この場合は、結果的に通常の画像診断などではハッキリしないので、誰もわからない。

といった状態になってしまうのです。

しかし、

原因がわからなかったとしても、不安になる必要はありません。

だって、ほとんどの腰痛が原因不明である。

と言われているので。

で、なによりも、原因がわからなくても、その腰痛が消失したり、完全に回復したりする可能性はあるのが現状です。(回復するかどうかわかりませんが・・・)

また、脳にある側坐核(そくざかく)という場所から、痛みに関した神経伝達物資が放出されます。

その側坐核は正常に機能すると、快楽物質(オピオイド)という、やる気を出したり、痛みを感じにくくしたりする伝達物質を放出しています。

しかし、

この側坐核の機能が、精神的なストレスなどにより抑制されてしまう事で、オピオイドが放出されにくくなります。

そうなると、快楽物質(オピオイド)が減るので、本来抑えられるはずであった痛みが抑えられず、痛みをより強く感じてしまう場合がある。

という事が言えるのです。

そして、

このようなメカニズムが慢性腰痛の原因になっているという考え方もあり。

腰痛悪化の原因の一助となっているかもしれないのです。

4 対症療法は【治した】とは言えない

現在の日本の治療方針は、対症療法といった考え方が中心になっています。

で、対症療法は【病気を治した】といえるのでしょうか?

そこで、この項目では、対症療法について話していきたいと思います。

そもそも『対症療法ってなに?』かというと。

対症療法は病気の原因に対してではなく、その症状に対して行う治療です。

例を挙げれば、

頭痛の症状に対して、鎮痛剤を用いたり咳が出る時に咳止めの薬を使うなどです。

おそらく風邪薬が最も典型的でしょうか。

いまだに、風邪を治す薬は発明されていませんが、風邪の症状を軽減する薬は、風邪薬として使用されています。

このように、

症状を一先ず抑える事を目的とする治療を対症療法と言えます。

腰痛は、原因を特定することが難しいので、仕方なく対症療法で行っている。

といった施設も少なくないでしょう。

また、

対症療法の反対は原因療法と言っています。

原因療法は症状に対してではなく、本質となっている、根本的な原因を根こそぎ治療してやろう。

という考え方です。

なので、原因療法を主にしながら、今現在抱えている症状を軽減・改善させる。

といった事を目指して行うのがいいでしょう。

5 腰痛の方を実際に治療した時の感想・意見

現在病院では、リハビリテーション適応となる診断名が付かない場合、リハビリができません(診断名がつかないと保険診療ができないので、医師はその症状に関連する診断を下します。)

椎間板ヘルニアや脊椎間狭窄症、腰椎捻挫などの運動器疾患の診断名がついた場合は可能なのですが、

単なる腰痛症では適応になりません。

したがって現在では、腰痛症のみでリハビリということは、ほとんどなくなってしまいました。

しかし、

腰痛症は、『椎間板症』といって、原因がわからない腰痛として診断名がついているのです。

【腰椎椎間板症・ようついついかんばんしょう】この診断の原因がわからないけど、腰は痛い。

という人の為の診断名になるのです。

平成の初期は、現在と違い腰痛症の方も処方が多く出ており。

様々な腰痛症の患者さんと接する機会がありました。

リハビリテーションの処方を受けていたのは、高齢者の方よりも比較的若い方が多かった印象があります。

原因としては、やはり日常的に腰に負担のかかる動作、姿勢をとっていることが主でした。

このような場合、日常的な動作や姿勢を負担のかからないように意識しなくてはいけません。

しかし、

これはそう簡単に改善するというものではありません。

癖になった姿勢や動作を変える事は、一筋縄ではいきません。

本人の気持ちや意識と継続力が必要になってくるのです。

マッサージやホットパックで一時的に腰痛が楽になるということはありましたが、これでは、根本的な解決になりません。

腰痛は、

  • ストレッチや自分で行う腰痛体操
  • 日常生活の指導
  • 仕事上での動作の指導をする

ことで、やっと解決できるのです

患者さんとしたら、病院でなんとか治療してほしいという期待を持つことでしょう。

マイオセラピー、モビライゼーションなどの手技を試したりしながら、なんとか改善させる努力をしましたが。

なかなかうまくいきませんでした。

患者さんが良くなったと感じられた時は、やはり仕事や日常生活での姿勢・動作改善指導した時です。

この時に改めて、日常生活や仕事での姿勢や動作指導が重要だということを実感できました。

腰痛で受診する方は仕事を持っていて、外来通院が多いでしょう。

数回指導(最低1回)して終わることが多く、最終的にどのような状態になられたのか、はたして改善したのか。

結果が分からないことも多々ありました。

何らかの疾患があっての腰痛の場合は入院となることもありますが、一般的な腰痛症の場合は入院することがないので、治療卒業の人以外は、その後の状態についてわかりませんでした。

腰痛症に限らないことですが、痛みに対する感じ方は人それぞれです。

あまり気にされない方、痛みに敏感な方といるでしょう。

経験的には痛みに対して過敏ではない方が予後は良い(治りが良い)と感じています。

さらに、ストレスは脳の機能に異常を生じさせ、慢性疼痛の原因となるので、できるだけ腰痛を気にしないようにすることも大切でしょう。

6 まとめ

今回は腰痛についてお伝えしました。

腰痛は受診してもレントゲンやMRIでは、大きな異常が見つかることは少なく椎体が潰れていたり、椎体と椎体の間が狭くなっている。

といった事くらいでしょう。

病院での原因療法は少ないのが現状です。

対症療法中心の医療になっているので。

いつまで経っても、症状の根本が解決しません。

なので、

本質である根本を解決させるためにも、まずは、腰への負担を減らすのがいいでしょう。

そして、

次に精神的ストレスの軽減と気にしすぎないことを心掛ける事です。

そうして、腰への直接的なアプローチを行いつつ、腰痛を治しましょう。

あなたの腰痛が少しでも軽減・改善されたらうれしく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様のご健康をお祈りいたします。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト

追記・編集:運営者 理学療法士 平林


理学療法士 平林

※ 編集を終えて・最後に ※

mamotte運営管理者の理学療法士の平林です。

腰痛を治す為には沢山の方法が存在しています。

我々治療家からみても何が正解で、何が悪いのか?

という事はわかりません。

試してみないと何とも言えません。

むしろ、正解も間違いもないのかなと思っています。

で、一つ、間違いないのは対症療法では【治った】と言えない。

という事です。

なので、

根本を解決するような治療法を探し続けるといいと思うのです。

諦めなければ、必ず改善させることができるかなぁと思うわけであります。

あなたには、腰痛の治し方について知って、治療に役立てる事ができる知識をみにつけて欲しいなあと思います。

本日も最後までありがとうございました。

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