坐骨神経痛にクッションは必要?理学療法士からの意見と考察

坐骨神経痛とクッション

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『腰から太ももにかけての痛みやしびれ』

『すねから足先まで鈍い痛みを感じたり』

『太もも裏からふくらはぎにかけて感覚が鈍い』

こんにちは。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。

坐骨神経痛の痛みやしびれは苦しいですよね。

もしかして、あなたは、腰・足を中心とした症状に悩んでるのではないでしょうか。

坐骨神経痛に苦しむ人は少なからずいます。

一度なってしまうと、なかなか治らない。

という人も少なくありません。

そんな中、その坐骨神経痛の辛い症状を軽減させてくれるアイテムがあるのです。

それが【クッション】です。

クッションはあなたの坐骨神経痛の症状を軽減・改善させてくれるアイテムと言えます。

「腰痛 クッション」と検索すると数多くの商品がでてくるし、それほど、現代人は腰痛に悩まされている。

という証拠です。

この問題はどうにかしないといけません。

という中で、今回は、【坐骨神経痛とクッション】について話していきます。

さらに

  • 坐骨神経痛にクッションは有効か?
  • クッションにはどんな種類があるのか?
  • 座骨神経痛に有効なクッションってどんなの?
  • 座骨神経痛に効果的な椅子とは?
  • クッションが逆に悪化を招く

上記、5つのポイントも含めてお伝えします。

この記事を読めば

  • 坐骨神経痛に負けない知識を得る事ができる
  • 坐骨神経痛の対症法とクッションの有効性を知って、治療に役立てる事ができる

といった2点のメリットがあります。

きっと、坐骨神経痛の症状で苦しんでいるあなたには役に立つ内容のはずです。

是非、最後まで読んでみてください。

それでは、本日もよろしくお願いいたします。

※また、この記事はリハビリテーションの専門家である、作業療法士の思考と考えを交えて紹介しています。

内容は絶対ではありませんが、国家資格を取得しており。

学んできた経験があります。

ですので、信憑性や信頼性は間違いない部分もあります。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して頂けたら嬉しいです。

ですので、この記事の内容が絶対正しい。

とは思わずに、リハビリテーションの専門家の意見や見解である。

というように捉えてほしいと思います。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

是非、宜しくお願いいたします。

mamotteライターの紹介

1 坐骨神経痛にクッションは有効なのか?

まず坐骨神経痛の原因を考えてみると、その一つに姿勢の問題があります。

日常的に背中(腰)が丸くなった姿勢(猫背)を取り続けていると、腰痛や椎間板ヘルニアなどの腰部疾患の原因となります。

逆に反り腰(腰が極端に反った状態)の時も同様に腰への負担が大きくなります。

悪い姿勢によって椎間板ヘルニアなどを生じ、坐骨神経痛が起きている場合、クッションを補助的に用いて姿勢(座位姿勢など)を改善させるのは大きな効果を発揮します。

ここで補助的と表現したのは、クッションだけで姿勢を改善させることは困難だからです。

漫然とクッションを使うだけでは効果が少ない場合も多いでしょう。

意識的に姿勢を改善することを前提にクッションを用いたり、訓練でクッションを使用したりすることは有効です。

しがって、座っている時は良い姿勢を意識しながら、クッションを補助的に使って、良い姿勢を保って頂けたらと思います。

2 クッションはどんな種類があるのか?

まず、最近よく使用されているタイプをご紹介します。

椅子に腰かけたときに使用するもので、座面に敷くタイプ、背もたれにつけるタイプの二種類が主流です。

椅坐位(きざい:椅子に腰かけた姿勢)で使用するクッションです。

長時間腰かけてのデスクワークは背中が丸くなりやすく、腰椎に負担がかかります。

クッションを使用することで、骨盤が後方に倒れすぎるのを抑えて、背中が丸くなるのを防ぎます。

また、骨盤が左右に倒れるのも抑えます。

構造は後方が高く、前方が低くなっているものがほとんどのようです。

低反発素材でできたものが多いようです。

次に背もたれ部分に装着するタイプです。

理想的な脊柱は横から見ると緩いS字カーブを描きます。

腰の部分は前彎(ぜんわん:前方に凸)という状態が理想です。

そのような脊柱の生理的彎曲(わんきょく)をサポートするのが下記のような道具です。

腰かけた状態で背もたれと背中の間に使用します。

背中が丸くならないように、腰椎部分を前に押し出すようにサポートします。

ランバーサポートなどとも呼ばれます。

運転席にも使用することができる(座面高が変わらない)ので長時間運転する方も利用できます。

その他に、寝る時や訓練に使用できる三角クッションがあります。

  • 背臥位(はいがい:仰向け)で寝る時や腹筋運動の時に膝の下に入れたり
  • 伏臥位(ふくがい:腹ばい)で胸の下に入れ、脊柱伸展の姿勢の練習などに利用したり

などにも使用できます。

3 坐骨神経痛に良いクッションとはなにか?

さて、ここでは坐骨神経痛にはどのようなクッションが良いのかを紹介します。

まず、良いクッションの条件を考えてみましょう。

※一般的に多くみられる、背中が丸くなりやすい人向けのクッションを想定しています。

3-1 硬めが良いのか

好みの問題を除くと、やや硬めの方が良いでしょう。

やわらかいと変形しやすいため、骨盤や脊柱をサポートする機能が減少します。

しっかりとサポートする硬さのものを選びましょう。

ただし硬すぎるものは(ほとんどないと思いますが)長時間の座位には向きませんので避けましょう。

3-2 やわらかいのがいいのか?

やわらかいものは変形しやすく、骨盤や脊柱のサポート力が低いので、容易に変形するやわらかさのものは適しません(座位用クッションの場合)。

ただし、寝ているときに姿勢保持、改善のために使用するのであればやわらかいものでよいでしょう。

3-3 どんな形のがいいのか?

腰椎部分が理想的な生理的彎曲(軽度前彎)になるのを促すことができる形状のものが良いでしょう。

座面に敷くタイプの場合

骨盤が後ろに倒れにくいもの(後部に立ち上がりがある)。

骨盤が左右に倒れにくいもの(左右からサポートする構造)。

クッションの後部が前部よりも厚いもの(座面が後方から前方へ傾いている)。

背もたれに取り付けるタイプ。

腰椎部(背中の下側)がやや厚く、前方へ押し出す構造のもの。

脊柱が左右に倒れにくいもの(背中を両側からサポートする)。

共通のポイントは、

  • 適度の硬さを持ち、へたりにくい材質でできている。
  • 通気性が良い
  • カバーが洗える

などでしょうか。

最終的には、実際に試してみるのが一番です。

やはり、固さ、形状などには合う、合わないという問題があります。

できるだけ実物を確かめられる店舗で求めるのが良いかなぁと思います。

しかし、

昨今ではネットで簡単に購入できてしまうので、ネットでもいいでしょう。

その際には、レビューや体験談、購入の評価など、精査しながら選んでみるのがいいでしょう。

4 椅子の形状によって、効果のあるクッションも変わってくるという話

これは注意が必要な点になります。

先ほどお伝えしたクッションの形状は一般的な座面がフラットで背もたれの角度が標準的な椅子を想定したものです。

椅子によっては座面に角度がついていたりしますし、背もたれの角度が違うことはよくあります。

例えば、

椅子の背もたれの角度が大きめについているものでは、ランバーサポートのクッションは、そのままではうまく使用することはできないでしょう。

使用する椅子とクッションを組み合わせた状態で、脊柱の生理的彎曲をうまくサポートする必要があります。

実際の椅子にあわせてクッションの形状を選択しましょう。

椅子の形状が適していない場合は、椅子ごと腰痛対策用に変えてしまう方法もあります。

腰椎部を前方に押し出す構造のものなどがあります。

椅子を変更せず使用する場合は、クッションを組み合わせる(薄いクッションを挟んで厚さを調整する)などの工夫をして、最もよい状態を作るのがいいでしょう。

5 クッションが逆に悪化を招く人もいる

通常販売されている腰痛対策クッションは、背中が丸くなりやすい人(多くの方がこのタイプ)向けです。

逆に、反り腰(腰椎が凸になりすぎている)の人がこれらのクッションを使用すると、さらに腰椎の凸を促してしまうため、逆効果となります。

反り腰の人の場合、骨盤がやや後方に倒れた方が良いので、座面のクッションは、後部が薄く、膝側が厚めで、後部に立ち上がりのないものの方が良いでしょう。

左右のサポートは共通です。

腰椎の前彎(前方へ凸の彎曲)を促すランバーサポートは必要ないでしょう。

ご自分の脊柱の状態、骨盤の傾き、どの部分で坐骨神経の障害を生じているかによって、クッションの効果が変わります。

試してみて症状が悪化する場合は使用を中止しましょう。

どのような形状が良いのか判断しにくい場合、医師、リハビリの理学療法士(このような問題の専門です)に相談してみてください。

理学療法士 イワモト

※ 理学療法士イワモトの体験談 ※

実は私も坐骨神経症状(私の場合、最近はしびれ)がありますのでこんなクッションを購入しました。

直接のきっかけは痔だったりしますが(突然、血栓性外痔核になってしまった)・・・

このタイプのクッションは腰痛だけでなく、お尻部分がくりぬいてあるので、痔にも対応しています。

痔 クッション イワモト1 痔 クッション イワモト2

低反発素材で座り心地は良いです。

後部も立ち上がっています。

しかし、このクッションに座れば骨盤の角度が自動的に矯正されるかというと、残念ながらされません。

やはり意識しないと骨盤は後ろに倒れて背中は丸くなってしまいます。

最終的には意識して姿勢を保つ必要があります(自分自身の筋力を使って)。

効果はないの?

いいえ、ありました。

良い姿勢を保つのが以前よりしやすくなりました(以前より筋力を使わずに保てる)。

使用のポイントはクッションを背もたれから離れない深い位置に置くこと、深く腰掛けることです。

座面高さ(椅子の高さ)をやや高めにすることもポイントです。

こうすることで骨盤が後方に倒れにくくなります。

このクッションを使い始めて、さらに良い姿勢を意識するようになったので、意識付けの効果もありました。

余談ですが痔にも良いようです。

6 まとめ

今回は坐骨神経痛に効果のあるクッションについてお伝えしました。

悪い姿勢は腰椎にストレスを与え、結果的に坐骨神経の原因となることがあります。

クッションをうまく利用すれば、姿勢改善の効果が期待できます。

ただしクッションは補助的なものですから、自分自身で良い姿勢を意識することが必要です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様のご健康をお祈りいたします。

執筆者:mamotteライター 理学療法士 イワモト
追記・編集:mamotte運営管理者 理学療法士 平林


理学療法士 平林

※ 編集を終えて:最後に ※

運営管理者で理学療法士の平林です。

坐骨神経痛の症状は辛いですよね。

腰・足に痛みやしびれが生じてしまったりと。

日常生活を送るのにも厳しくなってしまうこともあるでしょう。

そんな中で、座っている時の姿勢を気を付ける事は症状の改善に大きな効果を発揮します。

なので、今回は【クッション】に注目してみました。

坐骨神経痛の症状を治すためには、良い姿勢を保つのは超重要です。

だからこそ、良い姿勢を意識しましょう。

とお伝えしています。

ですが、意識だけでは良い姿勢を保つのは難しいのが人間です。

なので、クッションのような補助道具を使うのが有効と言えます。

ということで、あなたも自分自身に適したクッションを選んでみるのがいいでしょう。

参考にしてもらいたいと思います。


 

前の記事はこちら → 坐骨神経痛の症状と特徴について説明しています。参考にどうぞ。

坐骨神経痛の治し方をまとめてみました。 ← 次の記事はこちら

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mamotte運営管理者で理学療法士の平林です。 このサイトはPT・OT・STのリハビリテーションの専門家のみが監修しており。リハビリのプロの視点から【正しい情報や知識を伝える】事をモットーにしています。 医療は、あらゆる情報が飛び交っており、情報過多の状態です。その中で信憑性があって、信頼できる情報はどれくらいあるのか?甚だ、疑問を感じる事でしょう。そこで、当サイトは、リハビリのプロの視点からのみで作成した内容にする事で、【正しい情報や知識を伝えてきたい】と願っています。このサイトを通じて、あなたの体の症状の悩みが解決できたら嬉しい限りです。 少しでもこのサイトがあなたの力になれるように精進していきたいと想っております。 よろしくお願いいたします。

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