圧倒的に効果のある腰痛治療方法best5を紹介する

腰痛治療についてbest5

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理学療法士 イワモト
こんにちは。

mamotteライターで理学療法士のイワモトです。

腰の痛みは誰もが辛いと感じますよね。

どうすれば治るのか?

どうしたら少しでも良くなるのか?

誰もが考えると思います。

理学療法士 平林

『立つ事もできない程の痛みをどうにかして治したい・・・・』

きっと、このように誰もが思う事でしょう。

ビキっと動けなくなるほどの痛みが腰に響くと。

想像するだけで気持ち悪くなってしまいませんか。

動くのも嫌になるし、腰の痛みってホント辛いですよね。

どうにかしてでも、その痛みから抜け出したいと強く思うことでしょう。

そこで今回は、【腰痛の治療に効果的な5つの方法】というテーマで記事にしました。

  1. エゴスキュー
  2. これだけ体操
  3. マッケンジー法
  4. 朝30秒の正座
  5. 痛みナビ体操

といった、上記の5つの方法です。

もしかしたら、知っているのもあるでしょう。

どれをとっても、効果があると思います。

これが間違いない。というわけでもありませんが。

ここで紹介している方法を是非参考にしてください。

そして、試してみて、どうなのか?

効果はあるのか?

この視点をもって頂きたいと思います。

あなたの腰の痛みが改善すれば嬉しく思います。

それでは、宜しくお願いいたします。


※この記事はリハビリテーションの専門家である、理学療法士2名の思考を紹介しています。

国家資格を取得しており、実際の現場で学んできています。

ですので、信憑性や信頼性は間違いありません。

しかし、個人的な意見や見解もあるので、解釈は人それぞれです。

共感する部分は、共感して頂き、納得できる内容は納得して欲しいです。

で、何が言いたいのかというと、この記事の内容が絶対正しい!!とは思わないでください。

という事です。

いち、理学療法士の考えであると、捉えて欲しいです。

この記事があなたの役に立てばうれしいです。

では、宜しくお願いいたします。

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※ 知って欲しいこと ※

これより紹介する方法は必ず、誰にでも効果があるわけではありません。

まず、チャレンジしてみて、ご自分に適しているのかどうか?

を判断するのが大切です。

是非、この意識をもってほしいと思います。

1 【エゴスキュー】 エゴスキューとは?

エゴスキューとは

アメリカのピート・エゴスキュー氏(「ペイン・フリー」の著者)が考案した治療法です。

「エゴスキュー・メソッド®」と呼ばれている方法です。

ご自身の慢性疼痛がきっかけとなり、試行錯誤の末にこの方法を完成させました。

この治療法は、エゴスキュー氏の「E」とエクササイズの「E」を取って、「E-サイズ」と呼ばれています。

アメリカにおいて“体の歪みと痛みをとる方法では一番”と評価されているようです。

世界中にエゴスキューのクリニックが展開されており、日本にも上陸しています。

日本ではまだあまり知られていませんが、現在注目されている方法です。

エゴスキューのコンセプト

エゴスキュー氏は、「習慣によって間違った使い方を覚えた筋、使い方を忘れた筋により、姿勢などが異常となり、その結果痛みを起こしている」と結論付けました。

正しい動作を忘れた筋に対して、正常なバランスの取れた使い方を再学習させて、姿勢を改善し、痛みを軽減させるという考え方です。

エゴスキューのメリット・デメリット

外科的な治療や特殊な器具を使用しない、誰でも無理なく簡単にできる方法です。

体操の種類は600種類以上あり、症状に適したものを選択して行います。

痛みに対しての対症療法ではなく、根本的な原因にアプローチして、痛みを改善させ、姿勢や運動機能を高める効果もあります。

プロ・スポーツ選手などもこの方法を取り入れて効果を上げている、アメリカでは有名な治療方法です。

日本では現在のところ直接指導を受けられるスタジオが2か所しかないようです。

全国に拠点があり、オンライン指導を受けられるようなシステムを導入しています。

エゴスキューのメリット

エゴスキューのデメリット

  • 誰でもできる
  • 自宅でもできる
  • 姿勢が良くなり、運動機能も向上する
  • 原因の根本にアプローチする(対症療法ではない)
  • 特殊な器具が必要ない(家庭にある椅子、枕などがあればよい)
  • 負担が少なく、副作用の危険が低い
  • 600種以上の体操の中から症状にあったものを選択できる。
  • 継続して体操をする時間が必用である
  • 指導を受けて症状にあった正しいやり方を覚える必要がある
  • 指導してくれる人がどこにでもいるわけではない(スタジオは国内2ヵ所)
  • 万能ではない(合う人、合わない人がいる)

2 【これだけ体操】 これだけ体操とは?

これだけ体操とは

腰痛の研究に取り組んでいる松平浩氏(東京大学准教授)が考案した、腰痛に効果のある誰でも簡単にできる体操です。

  • 腰を反らす
  • 腰を横に曲げる
  • 腰をかがめる

の3つの種類の体操を状態に応じておこないます。

非特異的腰痛(原因がよくわからない腰痛、検査しても異常が見つからない腰痛など)を対象としています。

DVD付きの書籍が販売されており、これを見ながら体操をすることができます。

これだけ体操のコンセプト

後述する3の「マッケンジー法」の考え方に基づいています。

これは、医師である松平浩先生がマッケンジー法を基に推奨している体操です。

長時間同じ姿勢を取り続けたり重いものを持ったりすると、椎間板の中にある髄核がずれることがあります。

この椎間板のずれを常に正常な位置に戻してあげれば、腰部の障害を予防できるという考え方です。

これだけ体操のメリット・デメリット

仕事、家事の合間にも短時間(3~5秒)でできる簡単な体操です。

前傾姿勢が続いた後は腰を反らす、ハイヒールを履いているときは腰をかがめる(前屈する)など、単純明快です。

調査研究においても、症状の改善効果が実証されています。

これだけ体操のメリット

これだけ体操のデメリット

  • とても簡単にできる(体を後ろに反らす・かがめるなど)
  • 短時間でできる(1つの体操で3~5秒)
  • 仕事・家事の合間にできる
  • 指導者がいなくてもできる
  • 本(DVD)を見ながらできる
  • コストがかからない。
  • 原則として非特異的腰痛(原因がよくわからない腰痛など)だけを対象にしている
  • バランスの悪い高齢者の場合、体を反らすときに転倒の危険がある
  • 万能ではない(合う人、合わない人がいる)

3 【マッケンジー法】 マッケンジー法とは?

マッケンジー法とは

マッケンジー法®とは、ニュージーランドの理学療法士ロビン・マッケンジーによって、1950年代に考案された方法です。

施術法だけでなく、検査法も含めてマッケンジー法®と呼ばれています。

特に脊椎(背骨)由来の症状を対象としていますが、四肢(手足)についても治療範囲に含まれています。

体操はマッケンジー体操(現在はマッケンジーエクササイズ)があります。

腰に対しては、うつ伏せから徐々に腰部を伸展させていく(上体を反らす)方法が広く知られています。

2のこれだけ体操や5の痛みナビ体操の根本は、このマッケンジー法です。

マッケンジー法のコンセプト

マッケンジー法®は脊椎や四肢の問題について、根拠に基づいた評価を行い、治療・管理を行います。

基本的には医療に過剰に依存せず、自分で痛みを治し健康管理をしていくという考え方です。

マッケンジー法のメリット・デメリット

マッケンジー法®は60年以上の歴史を持つ確立された方法です。

その手法は全世界で用いられています。

基本的には科学的根拠に基づいた評価を行い、自己管理を行っていく方法です。

必要に応じて徒手的な療法を取り入れることもあります。

腰部に対しては伸展(体を反らす)方向の運動を中心に行いますが、伸展方向だけではなく屈曲(体を丸める)方向の運動も取り入れられています。

書籍・参考文献など多数ありますので、ある程度は自分で勉強して実施することができます。

マッケンジー法のメリット

マッケンジー法のデメリット

  • 科学的根拠に基づいている
  • 歴史のある治療法である
  • 早期に予後予測(症状改善の見通し)をすることができる
  • 患者本人が主体的に取り組むことができる
  • 再発予防を考慮している
  • 自分で行う体操なので簡単に行える
  • マッケンジー法®を習得したセラピスト(理学療法士など)が全国にいる
  • 書籍などが多くある
  • 圧倒的に効果が高い
  • とても簡単にできる(体を後ろに反らす・かがめるなど)
  • 短時間でできる(1つの体操で3~5秒)
  • 仕事・家事の合間にできる
  • 指導者がいなくてもできる
  • 本(DVD)を見ながらできる
  • コストがかからない
  • 原則としてマッケンジー法®の認定セラピストによる評価
  • 最初は指導が必要となる
  • 認定セラピストのいる病院などが限られている
  • 指導を受ける場合、通院の必要がある
  • 万能ではない(合う人、合わない人がいる)

4 【朝30秒の正座】 朝30秒の正座とは?

朝の正座で腰痛改善

整骨院院長、金聖一(キム・ソンイル)氏が考案した方法です。

文字通り朝30秒間の正座をします。

正座を継続して行うことで、姿勢・血流などをよくして腰痛を改善させます。

DVDは付属していませんが書籍が販売されていますので、これを見ながら実施することができます。

朝30秒の正座のコンセプト

金聖一氏は腰痛の原因が

  • 「骨の歪み」
  • 「足の使い方」
  • 「血流の悪さ」

にあるとしています。

正座を行うことによって、この3つの原因を改善するということが基本的な考え方です。

朝30秒の正座 メリット・デメリット

金聖一氏自身の腰痛(交通事故による)がきっかけとなり、研究の結果たどりついたのがこの方法です。

朝30秒間の正座を継続して行うという、多くの体操とは違って、静的(体を動かさない)方法を採用しているのが大きな特徴です。

正しい正座をすることで、脊柱(背骨)の理想的な生理的湾曲(緩いS 字カーブ)を促し、また、左右のバランス、血流を改善します。

正座をすることで、下腿(ふくらはぎ)を圧迫して血流を改善させるという点もユニークです。

腰痛改善の効果が認められているようです。

朝の正座30秒のメリット

朝の正座30秒のデメリット

  • とても簡単にできる(正座をするだけ)
  • 通院の必要がない
  • コストがかからない
  • 指導者が必要ない
  • 本を見ながらできる
  • 正座を継続して行う必要がある
  • 膝関節などに障害がある(疼痛・関節が曲がらないなど)場合、正座ができない
  • 全ての腰痛に効果があるわけではない

5 【痛みナビ体操】 痛みナビ体操とは?

痛みナビ体操とは

お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック院長。

銅冶英雄(どうやひでお)氏が提唱している体操です。

銅治英雄氏はマッケンジー法の有資格者であり、マッケンジー法を元に考案した治療法との事です。

後に、マッケンジー法のエッセンスに付け加えをして、痛みナビ体操という方法を提唱した。

という経緯があるとの事です。

つまり、マッケンジー法が元になっている方法と言えるでしょう

なので、マッケンジー法と似ている分部が多いと感じるでしょう。

したがって、この治療法は、マッケンジー法の特徴とほぼ一緒です。

特に膝関節痛や腰痛などを対象にしている治療方針です。

痛みナビ体操のコンセプト

痛みナビ診断(どの動作で症状が改善するかのテスト)を行います。

そして、脊柱管狭窄症のタイプを、前屈改善型、後屈改善型、側方改善型の3つに分け、それぞれのタイプにあった体操を行うことで、症状を改善させるという考え方です。(これもマッケンジー法の運動とほぼ同様になっています。)

痛みナビ体操のメリット・デメリット

特に脊柱管狭窄症を意識して考えられた体操です。

その他の腰部の症状(椎間板ヘルニアなど)にも改善が期待できる方法です。

自分で症状を評価・診断(痛みナビ診断)して、自分に合った体操を選びます。

基本的に症状を、前屈改善型、後屈改善型、側方改善型の3つに分けて、それぞれ症状が軽くなる方向への体操をしていきます。

脊柱管狭窄症の症状改善率は70%程度あるようです。

痛みナビ体操のメリット

痛みナビ体操のデメリット

  • 自分でできる
  • 本を見ながらできる
  • 道具が必要ない(壁など使用)
  • 症状にあった体操を選ぶので、悪化の危険が少ない
  • コストがかからない
  • 継続して体操を行う必要がある
  • 自分で症状の改善・悪化を評価する必要がある
  • どの体操をすればよいのか判断に迷うことがある
  • 高齢者が痛みナビ診断(前屈・後屈)を行う場合、転倒の危険がある
  • 誰にでも効果があるわけではない(3割の方には効果がない)
  • そもそも、マッケンジー法に似ている

6 まとめ:腰痛改善の方法は沢山ある。どれが自分に適しているか探し続けよう。

以上5つの治療法について大まかにお伝えしました。

理学療法士 イワモト
※ 理学療法士 イワモトの考え ※

どの治療法も理にかなった方法で、試してみる価値のあるものばかりです。

腰痛の原因は多種多様です。

ある人に効果があった治療法が、全ての人に効果があるわけではありません。

現代のネット社会では、情報が多くの人に短時間で拡散してしまいます。

「この方法を試してみたけど、まったく効果がなかった。」

などの情報を見たり、聞いたりすることも多いと思います。

しかし、このような情報に惑わされないようにしてください。

その人に効果がなかった方法でもあなたには効果がある場合があります。

ご自分に合った、最も良い方法を見つけ出すことが必要です。

決してあきらめず、解決策を探していきましょう。

今回は治療法をご紹介しましたが、腰痛を引き起こす要因を減らすことも重要です。

動作の仕方の改善(例えば、物を持ち上げる時は腰を曲げずに膝を曲げるなど)も大切でしょう。

リハビリテーションにおいては、理学療法士など専門スタッフによる腰痛改善の治療や体操指導、日常生活動作の指導なども行っていますので、腰痛でお悩みの方は相談されるとよいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様のご健康をお祈りいたします。

執筆:mamotteライター 理学療法士 イワモト

追記・編集:運営者 理学療法士 平林


腰痛の治し方について理学療法士の考察を提案

腰痛の治し方について、理学療法士の考えを紹介しています。

腰痛を治す為には、どのような思考・考え方が必要であるのか?

そんなことについて、文字にしています。

読むと、腰痛を治す為に必要な考え方を知る事ができて、腰痛改善に役立てる事ができるかなと思っています。

是非、読んで参考にしてほしいと思います。

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